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愛を与えて

自分に対して、愛を与え、感じる時間を持てていますか。

そういう時間はとても大切だなと日々感じます。
一歩外に出ると、相手を思いやるとか、労わることも必要でしょう。

ただ、そのためには、むしろ自分のために使う時間や、好きなことも大事にしておかないと他の人を大切にすることが出来ません。

これは、もしも自分を好きになれない時に、何とか好きになりましょう、愛しましょうと言っているわけではありません。

あなた自身を、お世話し、丁寧に話を聞き、リラックスさせてあげましょうと言っているのです。

もし、日々の生活で疲れているのであれば、休む時間を作ったり、何か気持ちを吐き出したい時には、思いを聴いてあげたりする、カウンセラー役をするという事です。

喜びも悲しみも、怒りも愛情も、とにかくその時感じたい感情を放置したり、見ないようにするのではなく、思いっきり感じさせてあげるという事です。

そのためには私は今何を感じているのか、また好きなことや嫌いなことは何なのか、何をすればリラックス出来たり、元気をチャージ出来るのかを知ることも大事になってきます。

例えば、ゆっくりお風呂に入るとか、好きなものを食べるとか、普段以上に日常生活に時間をかけて、丁寧に過ごしてみるだけでもいいかもしれません。

時々、自分に対して厳しすぎる人もいるかもしれませんし、否定をしてしまっていることもあるかもしれません。

もしそうであれば、厳しく否定的な目で見ていたことに気が付いてあげるだけでも、大きな変化を感じられるでしょう。

愛はとても暖かく優しいものだと思いますが、その愛が深ければ深いほど、傷ついた時には心に大きな負担があるのです。

それは、愛が強ければ強いほど、悲しみも大きくなるかもしれませんし、期待を持てば持つほど、思い通りにならなかった時の落胆も大きくなるでしょう。

もしも、そのように悲しみや落胆を感じることがあれば、それだけ自分の事を深く愛し、力を信じて期待したのだ、という事にも気が付くはずです。

私たちは結果をいつも見ています。

現実的にも、周囲からは結果で判断されることが多いですし、当然気持ちも、結果を見て、時に喜び、時に悲しみなど様々な感情が出てきます。

ですから、
結果が先で感情が後です。

そこに気が付けば、感情というものは、いつも行動や何か結果の後にあらわれる気持ちの変化であると言えます。

その感情も、必ず同じとは限りません。

100点を取って、

嬉しいと感じる人もいれば、
嬉しくないと思う人もいるはずです。

ですから、本当に大事なことは、100点という結果を出すことではなく、
その結果に対しての気持ちや感情の変化です。

一つひとつの感情を細かく見てあげること、そして、その感情の変化についてもっと目を向けてあげる必要があるのかもしれません。

よくよく考えてみれば、感情がこんなにも変化し、怒ったり、泣いたり笑ったりできるなんて、奇跡のようだし、すごいことですよね。

人間にしかできない、こんな素晴らしい宝物があるという事を認めてあげるのも大切なのではないでしょうか。

確かに大人になれば感情的になるとか、コントロールできないことをあまりいいように思われない人もいるかもしれません。

ただ、私たちはロボットではありません。
今や、機械やロボットの方が人間の力を凌駕しているのは誰の目にも明らかです。

しかし、人にしかないものが本当の意味で人を助け、救うのではないかと私は思います。

ですから、宝物であるその感情をゆるすこと。
それが、自分に愛を与えるという事なのかもしれません。

いかがでしょうか。

今日もお読みいただきありがとうございます!





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