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身体の声に耳を傾ける #19

毎日忙しくて料理に手をかけられないという方は、手軽にとれる果物や、調理しなくてもいい生野菜をほんの少し取り入れるだけでもずいぶん身体に変化が出てくるでしょう。

健康志向になり過ぎると、自分も苦しくなってしまうので、ある程度は好きなものを食べてみたり、手を抜くことも大事です。

もしも、自分の身体の声を聴くことができれば、時々は今日の調子はどう?なんて声をかけてあげるのもいいかもしれませんね。

私の場合、やはりインスタントに頼ったり、ファーストフードも好きなのですが、次の日に大変わかりやすく身体に出ます。
そのたびに「あちゃー」となっています。

例えば、とあるファーストフードを食べると、次の日必ずどちらかの膝が痛くなります。ちなみに、スナック菓子も次の日膝が痛みます。
理由はわかりませんが、身体に合わない成分が胃腸や内臓だけではなく、骨格や筋力にも影響を与えているのではないか、と考えています。

そして、手軽にインスタントラーメンで済ましてしまうと、翌日首の筋や腰のあたりが張ったような感じになり、身体の動きはかなり制限されます。

新鮮な野菜や果物は、アレルギーなどがない限り、加工食品に比べれば身体への負担は少ないかと思いますが、それでも人によっては反応することがあるので、自分には何が合うのか一度調べてみるのもいいでしょう。

膝が痛くなるとわかっていても、たまにはファーストフードを食べたくなりますし、インスタント食品も我慢しすぎない程度には食べています。
その結果やっぱり次の日に「あちゃー」にはなりますが、それも徐々に不思議と欲しなくなっていったなあとは思います。

身体にいい、悪いと聞いたから、ではなく、自分の身体には合っていないから、という経験を積んだことがよかったのかもしれません。

そのため、食べたいものを我慢してストレスをためることもなく、身体に合うものを選択して食べられるようになりました。

世の中にはさまざまな食事療法がありますし、それがダイエットなのか、病気の快復なのか、身体づくりのためか、目的によっても違います。

それをすべて学んでその中から選択していくのは至難の業ですし、効果があると思われていることでも体質によっては、効果がよいほうにも悪いほうにも転ぶ可能性があります。

さらに重要なのは、自分が食べたいもの=身体に合っている、とは限らないということです。
ですので、食べたいものが自分の身体に合っていない、ということはよくありますし、食べたくないものが自分の身体には合っている、ということもよくあります。

そして時には、自分が食べたいものの栄養や成分を身体が欲していることもあるので、身体の小さな小さな声に耳を傾けて気づいてあげるようにするのも大事です。

焦って身体を何とかしようとしなくても、一つひとつ気長に探してみましょう。
人生のなかで、これは自分の身体にとても合う!というものが、一つでも見つかったらOKぐらいでいいのです。

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