ピアス開けて痛がってる

「ピアスまた増やしてそれで痛がってんの最悪なんだけど」笑い混じりに母親に言われた言葉である。

「悪いけどわたしピアスで痛がってんの全く可哀想と思えないわ」本人曰く"共感能力の低い"友人の言葉である。

「痛いねぇ、いいねえ」「ピアスって開けて痛いのに意味があるよね」これもまた別のピアス狂い友人の言葉である。

こういうことを言われる度になんか"言われたい言葉じゃない"となる。心配して欲しいかと言われると違う気がするし、じゃあ何を言われたいかと言われると別に答えが出る訳じゃないが。
そもそもピアス開けて痛がってるなんて完全に自業自得なんだ。自分で開けると決めてセルフ(あるいは友人)でニードルで開けているのだから尚更そう。

母親に言われたことに関しては、大してグチグチ言われなかったことへの安心感も上乗せされたつまらなさだと思う。ピアス痕が就活に不利だなんていうのは少し調べればよく言われていることだし、それを今更持ち出されても、となる。私にとっては就活に失敗すること自体よりそれによって母親にダメージを食らわされることの方が怖い。

ピアスに痛がっている自分は何を言われたいのだろうか。本当に、なんて言われたら嬉しいのだろうか。モヤッとしている。

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