同情するなら金をくれ

私が発達障害の診断を受けて早12年が経った。その間に障害の認知度も少しは上がったように思う。私は時々「障害って何なんだろう。」と思う事も有る。
ドラマで少し変わり者の主人公が登場しただけで、ネットは「発達」「アスペ」という言葉で溢れかえる。真偽がはっきりもしないのに。最近では『過保護のカホコ』や『同期のサクラ』などだろうか。
私は心の中で「発達障害がどんなものかも細かくは知らないくせに、私がテレビに出てやろうか?」と皮肉を考えたりする。
2010年代も終わりになったというのに、日本ではいまだに障害者は「厄介者」という風潮が消えずにあると思う。
私は心の底で傷ついている。いや、傷つくに決まってんだろ。

なぜ、一生懸命に生きている私たちが障害者と言われなければいけないんだろうか。
そこらへんでふんぞり返ってネットにしょうもないこと書いているやつもいるじゃないか。自分のことしか考えてない、もしくは無差別に他人を傷つけるようなやつの方がはっきり言って問題じゃないのか?
私だって人並みに給料が欲しい。「障害者雇用で、無理せずやっていきなさい」という人もいるが、冗談じゃない。
解っている。自分が健常者と肩を並べて働いて、昇進し、沢山給料をもらうというのは贅沢だっていうのは。
しかし、欲にまみれた人間なので、海外旅行にも行きたい。ブランド物のコスメだってためらわずに買いたい。推しのアイドルのコンサートだって山ほど行きたい。東京の一等地にあるお店のケーキ屋お肉だって食べたい。

匿名で人を傷つけることを書いているやつの方がよっぽど贅沢する資格はないと私は思う。

わかった、意見を述べるのはいいから、興味を持つのは良いから、「気持ちわかるよ」「絶対報われるよ」思ったことを言ってもいいから、金か美味いもん持ってこい。話はそれからだ。私だって極楽やオアシスが欲しいんだよ。

障害はやはり、弱者なんだろうか。

#発達障害 #adhd #asd #同期のサクラ

補足
この記事が言葉足らずだったようで、補足させてもらいます。

私は自分の特性ゆえ「社会性がない」「浮いてる」と言われることが多かったり、注意力が欠けてることが多くそれらの行き過ぎた凸凹を埋めるために生きることに必死という意味で一生懸命と書かせてもらいました。

私は、世の中で「健常者」と呼ばれる方達が不用意にSNSなどで人を傷つけてる癖に高い給料を貰って、私のような障害者が我慢を強いられ、「厄介者」「足枷」扱いされるのが辛いと言うことを記事にさせて貰ったまでです。

もし、価値観が合わないと思われたらブロックなどして頂いて構いません。その方がお互いのためなので。






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