どうしたらボドゲの思考時間を短くできるのか
私はオンラインでやるタイプのデジタルゲームでなく、オフラインでみんなとワイワイやるタイプのアナログゲーム、いわゆる「ボードゲーム」をよくプレイします。
ボードゲームには様々な種類があり、一回5分で終わるものから一回2時間かかるものもあります。1日かけてもたった3つのゲームしかできなくて「もっとやりたかったな…」なんて思いながら帰宅することも多いです
そんなとても楽しいボードゲームをよりみんなが楽しめるために、「思考時間が短くなるコツ」を共有したいと思います。
理由はみんな本当に思考時間が長いからです笑
ただ、どうしたらプレイが早くできるのかを知らなければそうすることもできないと思うので、noteをやる際には共有しようと前々から思っていたことでした。
私はこの話をする時に「俺自身はあんまり気にしてないんだけど、他の人に迷惑かけちゃうから意識したほうがいいよ」といつも前置きます。ただ、思考時間が遅いことに対して「全くイライラしていない」のも事実だし、「常に気にはなっている」のも事実です。
もしかするとこれを読んだら「自分のことか?」と刺さる人もいるかもしれません。けど自分の考えをここで共有することで、より良いボードゲームライフを送れると思うからこそ共有したいと思います。
時間は共有財産である
そもそも「いやゲーム楽しみたくて真面目に考えてるんだし、別に考えている時間は長くてもいいんじゃない?」と思うかもしれません。
例えば予備校に通っていて、別の生徒から質問があったとします。その質問の内容は自分は理解できていたので自分の成長に繋がらなかったし、その質問が長引いたため予定の授業は途中で終了となってしまいましたが、その子は自分の権利として質問していたので咎めることは出来ません。
例えば全員で協力して買った宝くじで当たった100万円を4人で山分けすることになりましたが、「俺借金抱えてるから俺だけ50万でいいよね?」と一人が50万持っていきましたが、お金の価値の度合いが違うので仕方がありません。
だいぶ極端な例に例えましたがこれが全部仕方がないと思える人であれば、上の考えも正しいと思います。(実際にはこんな酷いことをしているわけではありませんが、同系統のアクションをしていることは自覚すべきであると思います。)
時間は共有財産であり、特定の人だけが多く使っていいわけではありません。
上の例ではまず他人様の時間を使わせてもらっている自覚をし、授業後に聞く、予習をするなどの自己努力が必要です。
下の例では「ゲームは得意不得意があるんだから、思考時間に差があるのは仕方ないでしょ」という理屈はこの話に通じないことがわかります。
なぜここまで強く言うのかというとこれは得意不得意の話でなく個人意識の差で大きく改善できるからです。
ここからは、具体的にどうすれば思考時間の改善につながるかを説明します。
1.他の人がプレイしている時に考える
これは友人にプレイが遅いと言われたことがある人なら多分まず1番最初に言われることだと思いますがやっぱり1番大切なことです。他の人がプレイしている間に自分の次のアクションは何をしようかをあらかじめ考えておくことはとても大切です。この時、あれがやりたい!だけでなく前のプレイヤーの影響で出来なかった時にやる代替案も2個くらい考えることがとても重要です。この思考はプレイが早くなるだけでなく、確実にゲームも強くなるので本当におすすめです。
2.2択で迷っている時は適当に決める
「Aの選択肢とBの選択肢、どっちがいいのかわかんないよ〜…(1分経過)…多分Bかな…??」「正解はA」「うわー!めっちゃ迷ってたのに〜!!」
こんな経験ありませんか?自分が精通している物事以外は、良いと思った2つのどっちがより良いかの判別は基本的に考えたところで決着しません。悩んで選んだおかげでより良い結果に繋がった!ということもあると思いますが、その数だけ逆側を選んでいた方が良かったケースが存在します。個人的には時間を沢山かける人の多くはこのケースによくハマっていると感じます。
「AかBか…どっちの方がいいかわからないけど多分考えてもわかんないしAでいいか!」
この考え方がとても大切です。実際自分も何度も何度もそういうシーンに遭遇していますが、ほとんど適当に決めてます。だってわかんないんだもん。
3.99%決まっている決断で悩まない
これはむしろボードゲームをよくやり込んでる人によく見かける光景ですが、もう手では出すカードを持っていて、あとは開くだけ。なのに「いや〜〜でもな〜〜〜」みたいな感じで謎のタメを作るのをよく見かけます。また、特にこれは麻雀に多く、100%絶対に切るのに、その前に「勇気を出す時間」を使う人がとても多いです。自分の中でやると決めたアクションは即座に実行しましょう。
4.自分の次のプレイを考える
1と似ていますが、少し違います。自分の1アクション目の時に、2アクション目はどう動こうかまで考えておきます。これを繰り返すことで、1ターン前には今回の行動は決まっていたので決定が早くなります。ちなみに、これもめちゃくちゃゲームが強くなります。将棋で○○手先を読むなんて話がありますが、たった1手先でも読んでいるか読んでいないかはそのゲームの勝率を大きく変えてくれるので、今のターンでやることしか考えていない人は次のターンでやることも考えるのを意識してみましょう。ただ、少しレベルが高い話になってくるので、1がしっかり出来てからで問題ないです。
5.それでも悩むこともある
1〜4を意識していてもやっぱり悩むシーンはあります。相手のターン中ずっと何をするかを考えてたけど結論がまとまらなかった場合、相手の行動が想定できず、予定の行動ができなかった時の場合、他にもいくらでもあると思います。けど、数回の思考時間は基本的には全く問題ありません。これまでの話は漫然的にプレイが遅い人の話をしてきました。ここぞという場面はしっかり悩みぬくのもボードゲームの楽しさの一つです。
以上、自分がボードゲームをやる上で常に考えていることを書いてみました。
自分はその他にも「自分が考えられるキャパ以上のことを無理に考えない」とか「アクション決定後の作業が他者に影響を及ぼさない場合は次プレイヤーに先にアクションを促す」とか「自分の所持アイテムは1番わかりやすい形で置く」とかかなりしょーもないルールを自分の中で決めてゲームしていることが多いです。なにより自分も他プレイヤーも楽しんでボードゲームができるのが1番なので、楽しむための工夫は自分のできる範囲でやっていけると良いと思います!
これを読んで皆様がよりよりボードゲームライフを送れることを願っています。
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