なんでも知っているAIとなんにも知らないAI:Google NotebookLMのSWOT分析
なんでもはしらない。知っていることだけ。
🔴強み(Strengths)
多様なソースの統合
Google SlidesとウェブURL:NotebookLMはGoogle SlidesやウェブURLをソースとして追加可能。これにより、分析・要約が可能な資料の幅が大きく広がります。
マルチモーダル機能:Gemini 1.5 Proの統合により、画像、グラフ、図表も分析・引用可能。情報処理能力が向上します。
強力な要約・分析機能
ドキュメントガイド:資料をFAQ、ブリーフィングドキュメント、スタディガイドなどの形式に変換し、高レベルな理解をサポート。
インライン引用:対応するソースへのリンク付きインライン引用を提供し、ファクトチェックや追加調査がシームレスに。
大量データの管理
拡張容量:1つのノートブックに最大50のソースを追加可能。各ソースには最大50万語のデータが含まれ、大量のデータ管理が可能に。
資料の分離:自分の執筆物と他から集めた資料を明確に分け、AI分析の精度を向上。
インタラクティブなAI機能
提案クエリ:NotebookLMは資料を分析し、関連情報や洞察を引き出すためのクエリを提案。
パーソナライズされたAI:自身のノートやソースに基づいてAIをカスタマイズし、より正確で関連性の高い応答を提供。
🟦 弱み(Weaknesses)
高い学習曲線
多機能なため、効果的に活用するためには時間と努力が必要。新しいユーザーにはハードルが高い可能性があります。
プライバシーとセキュリティの懸念
閉鎖システム:NotebookLMはウェブ検索を行わないが、ユーザーのデータが完全に安全かどうかについての懸念が一部に残る。
🟢 機会(Opportunities)
コラボレーションの強化
共有と共同作業:Google DocsやSheetsのように、NotebookLMも共有機能を備えており、リンクを通じてコラボレーターを招待可能。共同作業が容易に。
ダイナミックなノート管理
ノートの固定と統合:重要な洞察や生成されたコンテンツを簡単にアクセスできるように固定し、研究ワークフローにシームレスに統合。
編集と削除:プロジェクトの進行に応じてノートを編集・削除し、ノートブックを最新かつ関連性のある状態に保つ。
AI能力の探索
アイデア生成:NotebookLMを活用して、ビデオの脚本や投資家からの潜在的な質問の作成など、新しいコンテンツのブレインストーミングが可能。
自分の資料の分析:自分のノートをクエリして要約や洞察を生成し、新しいノートに保存・拡張することで、新たなコンテンツを創造。
🟧 脅威(Threats)
競合製品の台頭
他社のAIツールやノートアプリの進化により、NotebookLMが競争力を維持するためには、継続的なアップデートと革新が必要。
技術的な制約
大量データ処理や高度なAI機能には高い技術的ハードルが存在し、一部ユーザーには対応が難しい場合がある。
ひろい宇宙からたいせつなものを探すより、気になるひとに声をかける
参照資料
https://www.geeky-gadgets.com/google-notebooklm-user-guide-2024/
https://www.maginative.com/article/googles-ai-powered-notebooklm-expands-globally-with-new-features/
https://www.theverge.com/2024/6/6/24172422/google-notebooklm-ai-gemini-pro-chatbot
https://www.kdnuggets.com/using-google-notebooklm-for-data-science-a-comprehensive-guide
https://www.theverge.com/23845856/google-notebooklm-tailwind-ai-notes-research
https://blog.google/technology/ai/notebooklm-new-features-availability/
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