夢への挑戦:二児の母、会社員が著者になるまで。「本づくり体験談」イベントレポート
2024年2月23日、eQUALITY勉強会#6「あなたも“著者”になれる!本づくり体験談」を開催しました。
今回の登壇ゲストは、二児の母であり会社員のYossyさん。定年後ぐらいにやれるかな?と考えていた"本を出したい”という夢を30代で一気に叶えました。
自分の本を一冊書き切ったYossyさんが、本を書くまでの葛藤や原稿を進めるにあたっての悩みなどを赤裸々に語り、勉強会の参加者に共感と勇気を与えました。
ここでは当日お話しされた内容をもとにレポートします!
ゲストスピーカー:Yossyさん
フルタイムの会社員として働きながら、副業で編集やライティングなどをこなす。中学生、小学生、猫2匹と暮らす。子どもの頃から本は好き。
本づくりに憧れるも、一歩が踏み出せない
もともとYossyさんは、小中学校時代から自宅にたくさん本があり、文学作品が好きでよく読書をしていたとのこと。
本に関わる仕事をしたいと、媒体の編集者やライターとしてキャリアを積んできました。
編集者やライターって本作りしているんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
その媒体の読者に求められている知識を提供する
インタビューした内容をまとめる・書く
というのがメインで、「自分で伝えたいことをメッセージとして打ち出す」経験はなかったようです。
ただ、著者になることへの憧れは強く「人生でいつかやりたいことリスト」に、「本を出す」を入れていたのですが、
「できても定年後かな…」と、すぐにはアクションを起こせなかったようです。
その理由が、以下の通りです。
一冊の本として書き切るには、ある程度のまとまった時間が必要ですし、原稿を書き切ったところで、そこから「本」にするにはどうすれば良いのかわからない。
そんなとき、本づくりのコミュニティ「ZINE Community」に出会い、一歩踏み出すことを決めたとのこと。
ここでは、立ち上げ発起人である まさとらん さんが本を作った経験者として本作りのアイデア出しや流れを中心にレクチャーをしてくれたことで、さまざまな悩みが解決したとのこと。
私の話、本当に需要ある?執筆中の葛藤は、仲間が解消してくれた
記事を書いていくうちに、時々「本当に自分のことをこんなに語って・・需要あるのかな?」と不安になることもあったといいます。
そんなとき、おなじく初めて本作りに挑戦していたZINE Communityの共同立ち上げ人のトヨタが、原稿を完成させるまでのモチベーションUPに役立ったとのこと。
「私、今ここまで書いたよ!」
「全然進んでません〜!来週までに第3章まで絶対書き切る!」
など、チャットツールで常に宣言をしていた様子を見て、モチベーションに火がついたとのこと。
最後まで書き切るには、仲間の力も必要そうです。
そして完成したはじめての自著!夢が叶った瞬間
本業の仕事で時間がない中でも、通勤の移動中にスマホで書いたり、細々と進めながら完成させた一冊がこちらです。
完成した本は、ZINE Communityのメンバーたちで「即売会」に参加し、販売。実際に本を手に取ってくれる方と会話をしながら、本を販売しました。
即売会で販売して良かったのは、「読者と直接つながれたこと」そして「読者から生の声がもらえたこと」。
実際に著書を手に取ってくれた読者の方が、Xで感想を投稿してくれました。
勉強会に参加した方たちの声
Yossyさんの著書は、noteでも読んでいただけます(有料)。
この本が完成するまでの葛藤なども知っていただき、本を読んだ感想もぜひお待ちしています!
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