80%の努力と自分の強み

以前「20%の努力で80%は達成できるけど、残りの20%を成し遂げるには80%の努力が必要」ってニュアンスの言葉を聞いたことがあります。

この言葉を思い出した時、当時の高校生の私よりも今の私の方がこれを実感できるなと思いました。

大学で多様な分野の授業は受けて、教授の8割は分かるようになるけれど、自分で卒論を書くってなったら今までの4倍くらい勉強しなきゃいけない体感です。まさにこの言葉。

少し足を突っ込むことは出来るけれど、深く理解するには4倍の手間暇かかるということ。

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私自身、今までの経験は人よりも多種多様にあるかもしれません。平均より少し上。海外行ったり、サークルの立ち上げしたり、色々。

でもそれって全部8割しかやっていないなって思いました。自分で今までやった努力って2割のものを積み重ねてきただけ、そんな気持ちです。もしかしたら、5割でとどまっているかもしれない。

端的に言えば、圧倒的な知識や経験の少なさ。

同い年とか、大学やサークルのコミュニティ。そんな括りでなくて、人間として、来春から社会人になる人として、圧倒的に教養も専門分野も足りない。

「これなら何でも聞いてください」って胸張れるようなモノがない。

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きっと大学生なんてそんなもんだろうなとも思います。

社会に出たこともないから経験値も知識も少なくて当たり前。そうかもしれない。

でも、仕方ないで済ましたくない。

不安と共に、これではだめだと奮起する部分がどこかあります。もちろん社会経験は大学生にそこまで必要とされていないかもしれない。けれど、サブカルでも専攻でも、なんでも。「これならいけます!」って分野を作りたいです。

自分の武器を持ちたい。

自分で認められる武器があれば、私はもっと強くなれる気がします。精神安定する気がします。頑張れる気がします。

幻想かもしれないけれど、それでも武器がほしい。

今の私は無防備すぎる。

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社会人までおよそ9カ月。ほんの少ししかなく、その中で自分の強みを作りたい。無謀かもしれないけれど、残りの20%埋めるために80%の努力を始めようと決心しました。そんな6月の始まり。

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