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ある友人とのやり取りから、長く思っていたことが確信になったので書いてみます。 それは、「モノを丁寧に扱う人は、人にも丁寧に対応する」ということです。 なぜ、そう言えるかというと理由は大きく2つ 1つは、こころの余裕 2つ目は、在り方 それぞれの理由について書きたいと思います。 こころの余裕 イライラしていたり、怒っていたり、慌てていたり こころに余裕がないとドアをバンっと閉める、モノをドンと置く、乱雑にモノを置いたり、足音をドタドタと非常にうるさく歩くといったように ここ
2010年ころ、EQとの出会いと苦悩のはじまり 10年少し前、私がEQを専門的に学び始めた頃「これからの時代にEQは欠かせない力になる」と確信めいたものを感じました。 しかし、職場に戻りEQを研修などの人材開発プログラムに取り入れることを提案すると人材開発部門であるにも関わらず周囲の人は、ほとんど関心がなく冷たい視線を感じたことを今でも鮮明に覚えています。 当時はロジカルシンキングなど論理的に思考する能力を身につけることが人材開発の中心だったこともあり、「感情の力」を熱
KiQ®︎と 氣究®︎は、「日本的EQ理論」です。 EQと日本文化 私たちは、心理学の一理論であるEmotional Intelligence(通称EQ)をベースに「感情」について10年以上に渡り学び研究してきました。 そこで、EQと日本文化に密接な関係があることを知り、EQやSELと日本文化に共通する学びをKiQ®︎(氣究®︎)と名付けお伝えすることにしました。 Emotional Intelligence(EQ)の提唱者であるピーター・サロベイ(イエール大学学長)、
「信頼」と「信用」は似ていてだいぶ違いがあるようです 今回は、私たちTHdesignのミッションでもある「信頼(Trust)」について考察してみました。 信用とは 例えば、ビジネスの取引においてB to Bの場合、「信用取引」というのがあります。これは、先に契約を交わし商品やサービスなどを提供し、後からその対価として現金を受け取るものです(通常お店で買い物をするときは、商品と現金の受け渡しが同時に発生する)。 この「信用取引」では、信じているがどこか用心しているから取引先
昨年2021年は124年ぶりに2月2日が節分だった年です。そして2020年は鬼滅の刃が社会現象化した年でした。このコロナ禍においてなんだか「鬼は外」が鍵になっている感じがします。 さて、本題に移りますが、アニメは日本文化の象徴とも言えます。また、「鬼」の文化も悪魔と異なり日本独自の文化と言えるでしょう。こうした点も踏まえ大ヒットした「鬼滅の刃」からEQを学べないかと思ってみたところ、丁度いいシーンを見つけました!! ということで、今回は「鬼滅の刃」からシーンを取り上げて「
日本語は情緒に富んだ言語だと感じている人も多いと思います。それは、古典など難しいことからだけでなく日常や現代の日本語からも感じることができます。 この日本では雨や晴れなど空模様を「天氣」といい、天の氣、天の氣持ちとして自然と私たちの氣持ちを繋げようとしています。例えば「晴れ晴れ」「ポカポカ」「シトシト」「さむざむ」など天氣や陽氣をそのまま自分たちの氣持ちや感情として表現します。 こうした表現は「オノマトペ(仏語)」と言いますが、日本語に特に多いようで、私が所属する世界最大の
日本には四季があります。 春分の日、夏至、秋分の日、冬至と季節の節目があり日の長さを暦として利用しています。それに伴って季節折々の食べ物があり、「旬」があります。 私たち日本人は、季節による時の流れも自然の恵みと捉え、自然の変化を感じ向き合い、四季の変化と共に1年を過ごします。 こうした自然観を持つ私たち日本人は、「感情」に対する時間軸も西洋とは違う感覚を持っているようです。 西洋の感情に対する時間軸と私たち日本人の時間軸について考えてみました。 西洋の感情に対する時
「お膳」と味噌汁で実現する毎朝の食べるマインドフルネスをテーマにお伝えします。 「お膳」の膳は月(にくづき)に「善」と書くように単に食事や食卓ということではなく「身体にいいこと」を意味します。 日本食は、食材や味付け、調理法が健康的であるだけでなく、元来「お膳」によってその食べ方も健康的であるということです。 「お膳」を体感では「お膳」という食事スタイルが、どのようにして健康的であるかをお話ししたいと思います。 先ずは、一杯の味噌汁を飲むプロセスをお伝えするので、ぜひ