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Switchを手放しPS4を手に入れた

ここのところ稼働率が著しく低く、常時スタンバイ状態にあるにもかかわらず一ヶ月に一度も起動しないこともあったりして、あんまり勿体ないのでNintendo Switchを手放すことにしました。

誤解のないように言っておくと、わたしはここでゲームハードの優劣を取り沙汰するわけではなく(それは得てして宗教戦争の火種となる…)、むしろSwitchはとっても気に入っていた。2017年7月ごろのめちゃくちゃ入手困難な時期に高度な情報戦を制して手に入れたときは嬉しかったし、実際あのあとも2ヶ月くらいはほぼ店頭在庫がない状況だったと思う。

Nintendo Switchはどうだったか

わたしは歴代の任天堂の携帯ゲーム機のファンで、それこそ初めて買ってもらった初代ゲームボーイに始まり、ひととおりのハードでは遊んできた。なので、ある意味携帯機の思想的な終着点として、遂に据え置きコンソールと同一のゲームが遊べるようになったことには真面目に感動したものです。

特に『スーパーマリオ オデッセイ』はめちゃくちゃ面白く、ストーリーをクリアしたときは比較的熱のこもったレビューも書きました。

他に遊んだのは『スプラトゥーン2』と『ゼルダの伝説 Breath of the Wild』。ゼルダBotWもそこそこ遊んで、残るはガノン城のみだったのですが…わたしのRPGで遊ぶときの悪癖で、最後ちょっとだけ残してなぜか長いブランクが空いてしまうパターンで、再開するテンションに至らなくなってしまいました。でもプレイ時間分は十分に探索を楽しんだよ。

問題は『スプラトゥーン2』にハマれなかったこと。なんというか、超ヌルゲーマーのわたしは全然上達しなくて、楽しめるところまで行かなかったのです。

思うにこのゲームって、一戦一戦を通して「チームに貢献できる/できない」「勝つ/負ける」の2軸の結果がもたらされるわけですよ。で、「チームに貢献できて、勝つ」というパターンが一番楽しいんだけど、あとの3通りの組み合わせはもう、楽しくない…。死にまくって足を引っ張ったのになぜか勝ってもうれしくないし、けっこう頑張ったのによくわからない原因で負けてもうれしくなくて、ストレスになってしまう。

もちろん、マッチングがうまくできているから、上達すればそれなりに駆け引きを楽しめるようになるのだろうけれど、わたしは全然インク塗りのマスタリーとして道を究めたいわけじゃなくて、わずか10分15分の気晴らしがしたいだけなので、その時間に75%の確率で楽しめないと、もういいかなとなる。イカちゃんかわいかったのに! いずれにせよ、このゲームに関してはたぶん自分の性格とプレイスタイルが向いていなかっただけですね。

ダウンロードタイトルでは『KORG Gadget for Nintendo Switch』を購入しました。これおもしろいですよ。シンセサイザーを使った作曲に興味があるけど、どこから始めていいかわからないという方にはぜひともお薦めします。変な話、Switchでゲームしなくてもこれだけあれば永遠に楽しめますが、自分の場合はほかに快適なDAW環境があるので、わざわざこれでなくてもいいかなみたいな感じではあります。

Switchを売ってみて

9月からSwitchのオンラインサービスが有料化するというのは知っていて、月々たった300円とはいえ、定額費用を払ってでも今後遊ぶ機会があるかなあというのは、ひとつ検討材料にはなりました。任天堂的には、このあとは何といっても『スマブラ』推しなのでしょうが、わたしは残念ながらこのシリーズ興味がないので、じゃあ、あと何がある? っていう。興味のあるインディーゲームはだいたいSteamで既に出ているし、WiiやDSのときみたいに、せめてバーチャルコンソールがあればねえ。

なので、ソフマップの中古の日(5のつく日)に手放してしまうことにしました。初めから手放す可能性を考慮していたというわけではないけれど、箱や付属品も全部残してあって、本体の状態も良かった。

結果、買取基準金額の21,000円がついたため、購入価格からの差し引きを所有期間の13ヶ月で割ると、本体のみ月々875円で遊んでいたことになる。まあ、そのくらいは十分楽しみました。ありがとう。

で、溜まったナチョスポイントを全部使ってPS4を買いました。

ようやくPS4

PS4に関しては、いずれ買わなきゃなあというのはずっと思っていて、たまたまそのタイミングが今になったという感じです。ハードのモデルチェンジやソフトのアップデートもこなれてきて、むしろ買わない理由を探すほうが難しい。

というかPSVRを買うつもりだったんですよ、もともと。『Rez Infinite』や『Wipeout Omega Collection』もやりたいし、来年1月には『エースコンバット7』も出る。考えてみると、それだけでなく『人喰いの大鷲トリコ』とか『ドラクエ11』とか、やりたいけどそのままになっていたゲームがけっこうある…。

逆噴射聡一郎先生のこの記事もきっかけのひとつになりました。

PlayStation PlusはVitaを所有しているころに利用していたので(Vitaはもう手放してしまった)、これを機に再加入する予定です。

ソフトはとりあえず、これも気になっていた『Detroit: Become Human』を購入しました。またいずれ感想文を書きますが、チョーおもしろいです。体験するドラマだ。

ニンテンドーとのしばしの別れ

そんなこんなで、いったん任天堂ハードからは離れることにはなったけど、ニンテンドーアカウントは生きているし、また気になるタイトルが出たら戻るかもしれません(とかいって、TGS前のタイミングで超ほしいSwitchのゲームが発表される可能性もなくはない)。

あれこれハードをたくさん持っていても可処分時間は限られているし、死蔵させておくよりはどこかの誰かが遊んでくれれば…というようなことを、Switchをドナドナする前日に再梱包しながらぼんやり思いました。

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