最近撮ったfigmaの写真から
ここ数日、またちょこちょことfigma(1/12スケール可動フィギュアのブランド)の写真を撮ることがあったので載せておきます。フィギュア、そんなに熱心に集めているわけじゃないんだけど、figmaは可動関節によるポージングの自由度が高くて、キャラクターの性格や表情にあわせてうまく決まったときの楽しさがある。実際、絵を描いたりするときに「このポーズの時はこれくらいの角度で、これくらい胸を張っていたほうがかっこいい」みたいな感覚的なことをfigmaで実践して学ぶことも多いです(生かせているかどうかはともかく)。
figma サツバツナイト
買わなきゃ買わなきゃと思っていたものを、最近ようやく入手しました。中古未開封の、状態のいいものが手に入ったのもラッキーだった。2015年に発売された『ニンジャスレイヤー』のキャラ「サツバツナイト」のfigma。
原作に親しんでいる方ならご存じの通り、このキャラクターは当初、主人公ニンジャスレイヤーが扮するいわば2Pカラー状態のキャラとして商品化されたものですが、その後原作第3部が2016年に完結するに至り、フジキド・ケンジが"リアルニンジャ"化した状態として再定義されました。旧ニンジャスレイヤーは長い旅路を経て「サツバツナイト」になったのだ。そんなのもう…買わなきゃじゃん。
ニンジャスレイヤーと異なる点は、ほぼ赤一色だった装束が黒一色に変わった点と、メンポ(注:面頬のこと)の文字が「忍殺」から「殺伐」になっている点。それ以外に、このfigmaにおいては前作になかった多数のオプションパーツが付属しているという違いもある。
にしても多い! 多いよ! ブリスターは2段構成になっていて、サツバツナイトを象徴する巨大なアンタイニンジャミサイルに加え、フジキド素顔、スシ・ソバ、フックロープ、ヌンチャク、シャチホコ・ガーゴイル、スリケンとそのエフェクト各種など、付属品は多岐にわたる。
特徴的なのが、その多くが前作「figma ニンジャスレイヤー」と共通のパーツであること。つまりは、ニンジャスレイヤーでより幅広くブンドド遊びをするためにも、このサツバツナイトは欠かせないのだ。さすがに店頭で新品を見かける機会は少なくなりましたが(探せばなくはない)、今ならまだ中古では比較的手に入りやすい類のものです。
とにかくミサイルがでかい
なにはなくとも、原作にある「装束は黒、その縁は熾火のようにオレンジの火をくすぶらせている」(ニンジャ勢力名鑑より)という状態を撮影で再現すべく、ライティングをあれこれ工夫してみることにしました。
けっこうイメージに近い感じで撮れて満足。撮影時は右から反射させたLEDスポットライトを当てて、左からは古いスマホを立ててライトアプリでオレンジ光を至近距離から当てるようにしました。アプリは色が変えられて輝度が調節できるものなら何でもいいけど、たとえばこういうやつ。
照明の向きやカメラの位置を変えるだけでも、同じポーズでもいろんな表情が撮れる。ここからさらにポージングを凝ったり、それこそオプションパーツで作中シチュエーションを再現したり、さらに背景に凝ったりすると、もう無限に楽しめそうな気もしますね。
今回は買ったばかりなのでテストという感じで、ひとまずここまで。
figma ヤモト・コキ
サツバツナイトを撮ったついでにヤモト=サンを出してきた。現在Twitter翻訳連載中の本編にヤモト=サンが出てきたこともあって、久しぶりにフルアーマーヤモッチャン(マフラーメンポとカタナ、オリガミ・ミサイルを装備した状態)を撮っておきたくなった。
これは桜色の背景を表示したPCディスプレイをバックに撮ってみたもの。後ろに光源があるので前からのライティングの加減が微妙で、ほぼフルオートのスマートフォンのカメラで撮るにしても、露出の調整が難しかった。アニメのようにパキッとした画面にするのは工夫しがいがある。
背景が黒ならライティングはシンプルになるけど、これもけっこう微妙なさじ加減で効果が変わってくると感じました。特にこのヤモト=サンは、前髪が目にかかっているために光源が高いと顔が影になってしまいがちで、こういうヒロイックなカットを撮りたいときは多少下から当てる感じになる。この写真では、撮影後にGoogleフォト上でフィルターもかけています。
忍殺のfigmaで買ってないやつは、アニメイシヨン版のニンジャスレイヤーとダークニンジャ、それにゲーム『戦国大戦』コラボの服部半蔵版ニンジャスレイヤーというのもある。本当はもっといろいろ出てほしいんだけど(ナンシー=サンとか)、そのためには原作を盛り上げないとみたいなね。わたしはまだfigma ユンコ・スズキを諦めていない。
figma 輝夜月
この前購入したのが、10月末に出た「figma 輝夜月」です。VTuberのfigmaラインナップ入りは、キズナアイ親分に続いての2人目で、今後はもうちょっと続いてほしい(けど、今ひとつ盛り上がっていない印象もある…)。
なんですけどこの月ちゃん、めちゃくちゃかわいい。オリジナルの衣装デザインがすごくキャッチ―かつポップアイコン的でもともと気に入っていたんですが、細部のディテールがよく再現されており、破壊力がある。
特にいいのが、最近のfigmaで採用されているという腰パーツの新ギミック。足を下方向に引き出すと、腰のところで関節がひとつぶんズレて、足を垂直に曲げたりなど可動域が大きく広がる仕組みになっています。着物の前かけのようなパーツがソフト素材なので、こういうふうに前傾させることもできるし、普通に座らせたりもできる。耐久性に問題がないようなら、これ、今後のfigmaで標準の仕様になってほしいね。
今後も、空いた時間にあれこれ研究してみたいです。
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