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5/4 初心者初学者

こんにちは、Epsilonでございます。

画像は、映画「ミナリ」のワンシーンでございます。

特に忙しくもなく、暇を持て余すのでもなく、最も幸せな一週間を過ごさせていただいております。皆様ありがとうございます。変わらず本を安穏と読み、ぼんやりと考えたことを恐縮ながらも書き綴っていきます。

一冊目は林勝太郎氏の「男の衣装箪笥」でございます。

ブリティッシュトラッドに生きた林氏が、ビジネスマンはどのような衣服を持っておけばよいのかについて記した一冊でございます。カジュアル化の波が止まることの知らない昨今のビジネスシーンにおいて、中高年層の方々はいっそのことカジュアル化の波に乗るのではなく、きっちりタイドアップし、上質なものを身にまとってお仕事に臨んでいただいても面白いのではないでしょうか。

上等な衣服を身にまとい、好きな万年筆や名刺入れに囲まれることで仕事への活力が上がるのは、気に入ったシャープペンシルやノートブックを用いて勉学に励んでいたあの頃を思い出させてくれるでしょう。そんなモノがヒトに与える精神的な充足感に火をつけられてしまい、私自身の欲しいものリストはまた行数が増えてしまいました。

2冊目はデール・カーネギー氏の「人を動かす」でございます。

あまりにも有名な自己啓発本であるので、まあ一度は読んでおこうと1年ほど前に読ましていただき、最近始めたアルバイトの方でも何か活かせるものがあるのではと思い2回目の読書になりました。

人間関係を豊かにすることで幸福度を上げるというのが最近のトレンドですが、いつの時代もおそらく変わらなかった(変わっていかない)大切なことがたくさん記されてありました。人を気遣う心を磨き、謙虚に相手の立場に立ってさまざまなことを教えていただくという生き方を身につければならないと心に刻み込もうと思える一冊になっております。

3冊目は、プラントの「パイドロス」でございます。

最近のマイブームで古典的名著に挑戦するというものがあるのですが、そんな古代ギリシアで書かれたこの一冊でも書かれていることは具体例を除けば今でも十分通用する内容です。結局のところ、人間の精神性というのはおおよそ2000年ほどでは大して変化が起こっていないのだなとなんだか安心してしまいました。

ソクラテスの弁論術は議題への定義づけと徹底的な分解の二つがメインに挙げられるのですが、その方法も不変の真理であるかのように思えます。案外、人生で役に立ったり、大事に思えることは幼い頃に学んでいて、それをいかに忘れずに毎日同じことを考えて生きられるのかが難しいけれども大事なことなのではと最近は思っております。

こんな好きものnoteを読んでいただき非常に恐縮です。
今回もお読みいただきありがとうございました。

Epsilonがお送りしました!

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