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米国で強まるTikTokへの規制 無策の日本はどうする

人気の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」をめぐり、米国では規制強化が進む。連邦議会ではこのサービスを名指しした法案が審議され、バイデン政権も連邦政府機関での使用禁止に動く。一方で日本ではユーザーが増え続けているのに、政治もメディアも無策だ。この警戒心のなさは異様で危険だ。

GAFAMの独占を破る快挙、しかし…


TikTokは世界中で使われる人気のアプリだ。バイトダンス(本社・北京、中国名・字節跳動科技)が運営し、中国圏サービス「抖音」(ドゥイン)も含めると、同社の21年9月時点の発表によれば約10億人が利用している。

コンテンツは利用者の自主投稿の映像が大半で、多くは無料で閲覧できる。音楽、ダンス、パフォーマンスでの映像が面白く、質の高いものも多い。一つの映像が出ると…………

・米国で広がるTikTok利用制限−情報漏洩の懸念

・疑惑解消にTikTokは非協力的、米政府に不信

・完全に無策、呆れた日本の対応

作者:石井孝明

ジャーナリスト。経済・環境問題を中心に執筆活動を行う。時事通信社、経済誌副編集長、アゴラ研究所のGEPR(グローバル・エナジー・ポリシー・リサーチ)の運営などを経て、ジャーナリストとして活動。経済情報サイト「&ENERGY」を運営。著書に「京都議定書は実現できるのか」(平凡社)、「気分のエコでは救えない」(日刊工業新聞社)など。記者と雑誌経営の経験から、企業の広報・コンサルティング、講演活動も行う。

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