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AIに明日を占ってもらう。
最近話題のAIのべりすと。冒頭だけ書けばAIが勝手に続きの文章を作ってくれる、21世紀然としたサイトである。使って遊んでみた方も多いのではないだろうか。
僕も先日ブログの音楽レビューをこのAIに任せてみたのだが、内容の正誤はともかく文章としてはとてもレベルの高いものが出力され非常に驚いた。いつかAIが0から作った小説が読める日も近いかもしれない。
さてこのAI、日記については翌日以降の文章を書いてくれるという隠れ機能が備わっている。また箇条書きなども同様らしい。超高性能なExcelみたいだ。
自動AI小説でバイオハザードのかゆうま日誌を3日目まで用意したら勝手に4日目以降の話作り出してて面白い。 pic.twitter.com/25YH4fIPI4
— ニャロメロン (@nyaromeron) October 31, 2021
モスバーガーの食べ方も教えてくれます pic.twitter.com/yvJ5e3FQ3Y
— ダ・ダ・恐山 (@d_d_osorezan) October 31, 2021
ということは。仮に今日までの日記を用意すれば、明日の自分の行動をAIが予測してくれるのではないだろうか。膨大な文章の傾向を学んでいるAIなら、下手な占い師より信用できるはずだ。
いざ実践
というわけで11/15~11/17までの三日分の日記を用意した。ちゃんと本当の日記ですよ。
正確な予測のため、一日目は比較的フリーな日、二日目はバイトがあった日、三日目は友人と出かけた日と行動にバリエーションを持たせた。
また正確な予測のために、AIのべりすとの脚注機能でこの文章が日記であることを指定し僕のパーソナリティも入力しておく。
さて、ここまでやれば正確な自分の未来の予測ができるはず。
早速AIに翌日の日記を書いてもらった。ちなみにこの記事は11/17に書いている。
11月18日(木)
朝から頭痛。気圧のせいなのか? 今日は一限から講義があったので、そのあとに病院へ行く。
診断結果は風邪。
喉の痛み、鼻詰まり、咳、倦怠感、熱といった症状が出ている。
処方された薬を飲む。
帰宅後、YouTubeを見て過ごす。
夕食をとる。今日はカレーライス。
夜中に目が覚める。時計を見ると一時半過ぎだった。
再び寝ようと試みるも寝付けない。ベッドの上で寝転がっているうちに空腹を感じたためカップ麺を食べることにする。
食後は動画サイトを見ながらダラダラと過ごし、日付が変わる頃に就寝した。
僕の文体に近しいものを感じる文章が出力された。
まず驚くべきは明日は本当に一限から講義があるということである。もっともオンラインだけど。
そうすると、その後の風邪をひく予告も信憑性が高いものになってくる。喉の痛み、鼻詰まり、咳、倦怠感、熱が出るそうだ。全部揃っていて嫌だなあ~。もっとも僕はモノグサなので病院に行かない可能性が高いけど。
そして夜中に目が覚める。その後カップ麺食べるというデブまっしぐらな行動をしているが、これも当たるのだろうか。
一時半に目が覚めたのに日付が変わる頃に就寝しているという矛盾点もあるが、全体的に現実味のあるものが出力された。この日記は真実のものとなるのであろうか。果たして。
翌日の結果
はい。頭痛と熱です。明らかに風邪ですね。
さすがにAIのいうような風邪の症状オンパレードにはならなかったものの、ちゃんと体調を崩してしまい、休んでしまった予定も発生。関係者の方、すみませんでした...とりあえず今現在は持ち直しております。
ここから分かったことはAIの予告の精度の異常なまでの高さである。小説用のAIでここまでの精度でできるのであれば、近日中の生活から明日の体調の予測をする健康予報なる芸当ができるようになる日も近いかもしれない。AIおそるべしである。
あとカレーライスは風邪ひいているときに作れないですよ。冷凍チャーハン食べました。
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