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【773回】櫻井とりお「虹いろ図書館司書先輩と見習いのぼく」を読んだ。

虹いろ図書館シリーズ第4弾。

前回までの3冊より、時間は数年遡り、図書館勤務を始めた18歳の犬上健介が主人公。


図書館で守られた犬上が、図書館職員として戻る。その役目は大胆に言えば、図書を媒体として、人の知る意欲の保証と、人が生きる場の保証だろう。
家と学校とは別のサードプレイスたる図書館を物語を通して、見つめていく。

今回は特に司書の仕事に目がいったな。読み終えてから、大学通信教育で司書取れるよね?とネットサーフィンしていた自分がいた。
レファレンスはめんどくさそうだけど、のめり込みそう。お客さんと対話しながら書架で本探しもそう。探偵業だよね。
児童サービスという言葉は知らなかったのか忘れたのか、子どもに対するイベントや利用促進策、図書館はサードプレイスだぜ!と感じてもらうのは、幼稚園・保育士のようで教育の仕事みたいだし。
図書館職員が楽しいから、続くのだよなあ。