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【774回】櫻井とりお「虹いろ図書館半分司書のぼくと友だち」を読んだ。

虹いろ図書館シリーズ第5弾。

主人公犬上は、先輩として、後輩に仕事を伝える仕事を任される。


後半は、犬上の恋。

クライマックスは、桜の中。文字で書かれているのに、色付いた絵が浮かぶ。

人生はこれからも続く。

今回も気になる言葉がたくさん。

「そんなわけなかったんす。自分は大バカでした。犬上さんが、ひとりひとりの子どもに毎回真摯に向き合うのは、あきらめさせないためっすよね。図書館は居心地よくて役に立つ場所だから、また来いよーって。それってすごいことっす。マジ尊敬っす」

(p227-228)

「また来いよー」
図書館だけでなく、学校でもフリースクールでも、使ってもらいたい場所だから。利用している子どもたちに、一番声をかけたい言葉だと思う。

そして、続編出るよね!

楽しみにしています。