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本、読んだで。

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読んだ本の記録です。浅く軽く、書き残しております。
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2024年4月の記事一覧

【801回】甲斐みのり「日本全国 地元パン」

表紙を見るだけで、口腔が刺激される。腹減った。 2024年の時代でも、これほど、各地域にしか…

のらねこ
2か月前
2

【800回】勝田茅生「ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある」

第2次世界対戦での、ドイツが行った歴史上最悪行為の虐殺が行われた「絶滅収容所」の体験を記…

のらねこ
2か月前
1

【799回】細見均「絵心がない先生のための図工指導の教科書」

本書を手にしたのは、出版社のページで目次を確認したからだ。 つまり、「図工の評価について…

のらねこ
2か月前

【798回】バスティアン・ハイン、若林美佐知「ナチ親衛隊(SS)」

ナチスの親衛隊の誕生、拡大、実験や虐殺、戦後の裁判、ドイツ社会への復帰まで。 偏った考え…

のらねこ
2か月前
1

【797回】高松美咲「スキップとローファー 10巻」

前巻から、友人を連れて主人公の故郷に行くエピソードが描かれていた。 本巻は、その続きであ…

のらねこ
2か月前
4

【796回】渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」

うつ状態では決して開けない。 置かれた場所で、何をどう咲かせろというのか。怒りが湧いてく…

のらねこ
2か月前
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【795回】沼田和也「牧師、閉鎖病棟に入る」

牧師が、精神科の閉鎖病棟に入院する? 牧師、精神科、閉鎖病棟というあまりつながらないように見えるキーワードで構成された本。 著者と自分の共通点が身に沁みる。 すなわち、 という姿勢。もう20年以上前になる学生時代の自分。今は逆に、「他者」ではなく「ありのままの理想の自分に到達できない自分」を断罪し続けているのだ。 責める方向が他者か自分か。責めながら生き続けてしまっている。 仕事がうまくいっているときは、責める量が少なくなった、もしくは、うまく回避できた。責める癖はず

【794回】上村真也「愛をばらまけ 大阪・西成 けったいな牧師とその信徒たち」

再読なのだが…初めて読むかのようにスルスル読んでしまう。 大阪・西成。釜ヶ崎のそばにある…

のらねこ
2か月前
2

【793回】堀川惠子「教誨師」

再読。ページを捲る手が止まらない、という本ではない。教誨は「受刑者に対して行う育成を目的…

のらねこ
2か月前
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【792回】最首悟「能力で人を分けなくなる日」

最首悟と3人の中高生の対談。 人は能力によって、価値が決まるのか。生き死にを決められるの…

のらねこ
2か月前