【795回】沼田和也「牧師、閉鎖病棟に入る」
牧師が、精神科の閉鎖病棟に入院する?
牧師、精神科、閉鎖病棟というあまりつながらないように見えるキーワードで構成された本。
著者と自分の共通点が身に沁みる。
すなわち、
という姿勢。もう20年以上前になる学生時代の自分。今は逆に、「他者」ではなく「ありのままの理想の自分に到達できない自分」を断罪し続けているのだ。
責める方向が他者か自分か。責めながら生き続けてしまっている。
仕事がうまくいっているときは、責める量が少なくなった、もしくは、うまく回避できた。責める癖はず