Unity1Week お題「密」振り返り

　どうも、えふぇ子です。引き籠り生活最高ですね。

　前回に引き続き今回もUnity1Weekに参加したので感想・制作過程なんかを残していこうと思います。
　作ったゲーム「MitsuNotes」はこちらから↓

https://unityroom.com/games/3notes

お題発表～テーマ決定

　まさかまさかのお題が「密」でした。密です。Twitterを見た限り、皆さんかなりゲームのテーマ決めに悩んでいたみたいです。まあそうだよね都知事に引っ張られるもの。蜜も多かった印象があります。
　安直に都知事方面には行きたくないなと考え、「(一見)密な音ゲー」という方向でテーマを決定しました。4レーンのよくある音ゲー、ただし流れてくるノーツは反転していて押すべきレーン以外にノーツが流れてくるのでノートが密集して見える、というものです。一見密で無理ゲーで、でもシステムを理解してればそう鬼畜でもなくて、でもやっぱり反転しているので頭は混乱する、みたいなのを考えていたわけですね。

　さて、テーマを決めて「音ゲー作ります」と呟いたところ、譜面を作りたいと名乗り出てくださった方がいました。MψGёNさんを仲間に加わえ、開発スタートです。

開発

　最初にして最大の難関がJson形式の譜面の作成だったのですが、GitHubで譜面作成ツール「NoteEditor」を公開してくださっている方(しかも日本の方!)がいたのでそちらをお借りして万事解決。

https://github.com/setchi/NoteEditor

　MψGёNさんの環境にも導入して譜面作成に取り掛かっていただき、私はテストプレイ環境を作成。無限Whileやらかしたり雷鳴ったりconflict聞きまくったり色々ありましたが譜面ファイルを読み込んで遊べるようになるところまでを3日で終わらせました。

　テスト環境は急ぐ必要があったため普通の音ゲーと同じノーツ配置方法で作ったのですが、これが失敗でした。MψGёNさんにテスト環境を渡し、反転でノーツを配置したらさあ大変、これがとても見づらい。まるで脳が追い付かず、譜面を作った私ですらろくに遊べませんでした。
　音ゲーマーMψGёNさんの作った譜面もかなり高密度で、これではゲームとして成り立たなくなるということで、譜面の大幅な簡易化をすることに。Unity1week参加者の中の音ゲーが得意な層はごくわずかだったと思うので、多くの人に遊んでもらうという意味では簡易化に踏み切って正解だったでしょう。ただ、せっかく作っていただいた高難度譜面を無駄にするのも申し訳ないので、難易度Extraを設けてそれだけは普通のノーツ配置で遊べるようにしました。Extraが少ないのはそういう理由です。
　また、当初の案ではノーツが流れるスピードを遅くしてノーツを密にすればするほど得点倍率が上がる、というシステムも考えていたのですがMψGёNさんの反対に合い没に。今考えると無くて良かったな、と思います。倍率のバランス調整大変そうだし。

　さて、MitsuNotesは今でこそ「密を作る音ゲー」を銘打ってますが、最初の構想段階ではそんなことは考えていませんでした。あくまで見た目密の音ゲーだったのです(しかも難易度の下方修正によってその見た目密というテーマにも微妙に添えなくなっていました)。制作も後半に差し掛かった頃、ノーツを叩いた時のエフェクト表示を考えていた時に、「あ、叩いた場所にノーツが出現するようにしたら良いんじゃね？」→試行錯誤＆実装→「これ密を作る音ゲーにできるじゃん！！！」となって今に至るわけです。なんだってー。

　UIこだわるよりは譜面を増やしたかったのでUIを捨ｔ……賢い取捨選択をして土曜日に仮アップロードを終えました。Twitterで実装してほしい曲を募ったところ、なんと様々な方からオリジナル曲の提供をいただいたので、評価期間に入った後も楽曲を追加していきました(毎日更新とか言ってごめんなさい、実装してあげられなかった人ごめんなさい、気力が持ちませんでした)。多くの人とコラボ(?)できて楽しかったです。

結果

　総合40位、楽しさ39位という結果で終わりました。音ゲーだったし難易度もやや高めだったので妥当かな、とは思います。前回より順位は下がりましたが、閲覧数/評価数が前回より大きかったので、リピーターが多かったのかな、と思います。ありがたや。閲覧数1000を超えたので1つ実績解除ですね。

感想

　一週間で音ゲー作れるもんですね。制作期間後半からは寝て食ってユニるみたいな生活でしたが満足です。だれてきていた魔王ゲー制作の息抜きにもなったので丁度良かったと思います。
　トラブル対応してくださったnaichiさん、譜面制作をしていただいたMψGёNさん、曲提供をしてくださった皆さん、そして遊んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

ちなみに一番気に入っているのは最初に作ったFirstImpactでもなくドラムがかっこいいUltrasonicEndrollでもなく曲を選択したときのデュオォ～～ン↑の効果音です。気合が入る。