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子どもが自分の言い分を言えるようになるのはこれ!『David Gets in Trouble』

【1ページに1文程度】
このひとつ前に紹介した"No, David!"のシリーズです。
”No, David!”は親が子を叱る表現がたくさん出てきますが、こちらは子どもの言い訳や言い分を伝える表現が出てきます。
子どもだって言い分はあるでしょうから、セットで読んであげると公平でいいかもしれませんね♪

ただ、この絵本は、英語そのものの難易度は決して高くないものの、物の絵を見てそれと分かる表現というよりは、人の気持ちを反映させた抽象的な表現であるという点で、まだ英語の知識がない子どもに伝わりにくいと言えます。
そこで、少しでもニュアンスが伝わるように、先に動画を見せるのをおすすめします。動画で読み手も聞き手も感覚をつかんでから絵本読みに移行するとスムーズです。

"But Dad says it!"と泡立った石鹸をくわえているシーン、どういうことだか理解ができましたか?アメリカでは子どもが汚い言葉を使った時に、”Wash your mouth out with soap!”(直訳:口を石鹸で洗いなさい→口をきれいにしなさい。)と言うらしいんです。DavidはこれをDadに言われて、言葉通りにした、というわけですね。
こういった文化の違いも感じながらぜひ楽しんでみてください☆
【好きなひと文】

"I didn't mean to!"

『David Gets in Trouble』 David Shannon 

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