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【おまけ】コクヨの中期経営計画が素晴らしすぎたので見て
以下の記事のオマケです。
遊技機メーカーの中期経営計画
遊技機メーカーでは、セガサミーとフィールズも中期経営計画を出しています。
セガサミーホールディングス Beyond the Status Quo
![](https://assets.st-note.com/img/1717978987932-PNGdDfrKki.png?width=1200)
円谷フィールズホールディングス 新・中期経営計画
![](https://assets.st-note.com/img/1717979367501-3tesF8jty6.png?width=1200)
セガサミーはゲームの話ばかりだし、フィールズも遊技機事業については薄い内容です。
ナラティブ? ストーリーテリング?
中期経営計画は、中身の薄いお花畑系と、夢も希望も感じない事務系に分かれがち。フィールズの遊技機部門は前者、SANKYOは後者でしょうか。
中期経営計画は3年ですからね。数字の裏付けを持った、蓋然性ある予想を立てねばなりません。お花畑では「バカじゃね?」と笑われるし、さりとて保守的すぎれば投資家は資金を引き上げる。
必要なのは「物語性」。中計で示された成長は本当に実現可能なのか、実感を持った腹落ちがあればこそ投資家は資金を出します。
物語、最近は〝ナラティブ〟っていうんですかね。ナラティブのある組織はフンダララとの話を多く見かけます。
ゆえに中計は「物語」だけでなく、投資家へ「伝えること」も重要になる。英語にするなら〝ストーリーテリング〟かな。SANKYOの中計はナラティブこそあれど、ストーリーテリングは足りない。
まあ、一般企業には物語すらありません。あっても経営者自身が物語を信じてないから、社員にも投資家にも銀行にも伝わらない。
そんな中、ストーリーテリングに秀でた中期経営計画書を出したのが、文具大手〝コクヨ〟でした。
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