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【4月4本目】批判覚悟で平常営業するなら、より強いホールになろう

まず、私は平常営業に反対です。特に緊急事態宣言の対象となった都府県では休業すべきと思っていますし、自治体や政府からすれば「潰れてでも休業しろ」というのが本音でしょう。しかし、組合や知事から休業要請のない地域ならば営業継続にも理はあると考えています

そこで今回は平常営業を批判せず話を進めてみます。


どこまで営業するのか線引きをしよう(感染・死亡・隠蔽)

営業継続を判断するのならば、どこまでやるのかを決めておきたい。

・感染したお客様が来店
・スタッフに感染
・社員に感染
・オーナーや役員に感染
・ホールで感染したお客様死亡
・ホールで感染したスタッフ死亡
・ホールで感染した社員死亡
・感染したオーナーや役員死亡

ホールは感染クラスター発生を避けてきたため、安全神話に取り憑かれたのか「大丈夫大丈夫w」と考える経営者もいます。しかし、ホール以外の場所で感染した業界人、その家族や親戚まで含めればさすがにゼロじゃない。そもそも保健所から「オタクの客が感染しとったわ」と言われたら、どっちみち休業です。

最も注意したいのは「隠蔽」。スタッフや社員の感染を隠す行為は、すごくシンプルに人命軽視です。会社に殺されると判断した人達のロイヤリティはゼロ以下となり、今後の経営に深刻な影響を及ぼすでしょう。保健所やマスコミ、ネットでバラされたらもう終わりです。

隠蔽はどんな場合でも絶対にやめましょう。


平常営業で集客効果のあるホールとは

都心の駅前店はこの土日(4/11-12)大盛況だったようです。アラジンはあまりの集客で入店制限をしたという噂までありますね(4/13から休業)。私の地元千葉県でも、客数首位のマルハンを始め、パールショップともえ、楽園ら大手は休業しており、大手から中小の客移動を確認できました。

ただ、どうも若者ばかりなんですね。高齢者ほど外出を控えているようで、いわゆるパチンカス、スロッカスで賑わっている印象でした。

特徴的なのは、普段なら絶対に座らないであろう渋釘、低設定確定のAタイプにまで着席している点。選択肢を絞られると彼らも妥協するのだと分かります。

都心駅前のように若者の多いエリアほど営業継続の効果は大きいと言えるでしょう。郊外店においても、普段は若者達の選択肢に入れてもらえないホールは大チャンスですね。イベントをやる必要もなく、入替の必要もなく、今まで通り営業するだけで、どうやっても来てもらえなかった人達を集められるのですから。

混雑=三密なのでリスクは跳ね上がるんですけどね。パチンコホールはこれまでよくクラスターを出さなかった。他の業種ではバンバン出してるのにパチンコホールは見事だった。

ゆえにこれまでのことは忘れましょう。感染者を出してない!だから営業しても平気!と考えるのは、さすがに周回遅れです。緊急事態宣言を受け、ステージは明らかに変ったのです。


営業した千葉のホールを何店舗か見てみた

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