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十七光年星と星とのすきまには 乾いた氷のかけらばかり 退屈が引き伸ばしてしまった世界には …
透明な薄紫色のゼリーのペンギンが甘くて冷たい琥珀糖の氷塊の上でスケートをしています。 …
アセノスフェアの底の底 地の底巌底重力の底抜けた底の底 時間の淀みの泥の底 傲れる星の翼の…
めぐれ天星 さだめととがめの轍に沿って めぐれ天星 渡れぬ川が天嶺から黒く流れて閾をえが…
昔星堕ちて沈んだ海底で ルミノールの燈をともし 囚われびとの常夜のうたげ ひとあし先に暗や…
