障害が残ったら迷わず障害者手帳を申請しよう!お得がいっぱい★
障害とは、身体・知的・精神いずれかが何らかのハンディキャップとなり、日常生活や社会生活に制限がある状態を指します。
この3つの障害の内いずれかであることの証明書です。
これにより各種サービスの利用ができるようになります。
手帳の取得条件に年齢制限などはないので、どなたでも申請は可能です。
法律上、手帳を持っていない人は障害者とはなりません。
・身体障害者手帳(身体障害者)
・療育手帳(知的障害者)
・精神障害者保健福祉手帳(精神障害者)
・身体障害者手帳について
身体障害者福祉法により、身体(内部疾患を含む)に障害を持つ人に対して交付される手帳。
身体障害者程度等級表により1級(重度)~6級(軽度)まで区分されている。(7級もあるが、2つ以上重複があれば6級以上の障害と認定される。)
・療育手帳について
自動相談所または知的障害者更生相談所「知的障害」と判定された人に対して交付される手帳。
各都道府県により手帳の呼び名が違ったり、障害の等級や判定基準が違う。
3段階・4段階あるいはそれ以上の等級で判定している自治体もあります。
・精神障害者保健福祉手帳について
精神疾患による精神障害のため、長期にわたって日常生活または社会生活への制約があると認められた場合に交付される手帳。
等級は1級~3級。
★障害者手帳による様々なサービス
①各種手当
障害の程度、年齢、本人や扶養者の所得により心身障害者福祉手当、特別障害者手当、障害児福祉手当、心身障害者扶養共済などが受給できます。
②医療費の助成
更生医療(18歳以上)、育成医療(18歳未満)、自立支援医療(精神通院)などによって医療費が1割負担になります。
自己負担分を助成する重度心身障害者医療費給付もあり。
③日常生活用具、補装具
身体機能の障害を補う補装具や特殊ベッド、車イスなどの日常生活用具が1割負担で利用できます。
④住宅面での優遇
公営住宅への入居が有利になります。
また、重度障害者の住宅改修費の補助もあります。
⑤通行・運賃の割引
運賃(JR旅客、航空、バス、船舶、タクシーなど)、有料道路通行料などが割引になります。
⑥税金の控除・減免
自動車税、自動車取得税の減免。
住民税、相続税、贈与税などで控除があります。
⑦受信料等の減免
NHKの受信料の全額・半額免除。
各電話会社(携帯電話も)が行う割引サービスが受けられます。
⑧公共・民間施設の入館料の割引
博物館や映画館などの入館料が割り引かれます。
その他にも生活福祉資金貸付など様々なサービスがあるため、活用しない手はありません。自分の身もしくは周りで困っている人がいらっしゃれば、とりあえず障害福祉手帳の存在を思い出してください。
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