見出し画像

社会人一年目に今を想っていた話


6-7年ぶりに地元の友達に会った。


大学を1年休学して
日本でバイト三昧だった時に
仲良くなった書道家の友達。


ほぼ6年ぐらい
近況報告していなかったので


「今は、アートディレクターとプロコーチやってるよ」と伝えたら


「アートディレクターって何するの?」
って聞くので説明したら、、、


「それってさ、
カヅキちゃんが社会人一年目にやりたい!
って言ってたことだよ!」

と言われた。


自分では
全然覚えてないんですけどw


しかも、かなり怒りながら
「今の自分にはできないけど、
絶対このやり方でやったほうが良い!」
と言い切っていたらしい。


その頃は、
自分が経験もスキルも
不足していることがわかっていたし、
どうやってそこに辿り着いたら良いかも
まったく、わかっていなかった。

ただ、その想いだけが
あったのだと思う。


正直、帰国したばかりの時は
15歳から留学して
8年ぶりの日本で働き出して、
訳がわからないことや
理不尽だと感じるばかりの毎日だった。


そこから、
すっかりそんな想いは忘れて
3-4年ごとに職種を変え
いろんな経験をして
今に辿りついた。


今でも自分の技量不足や
納得できないこと
情けなくなることが沢山あるけど

あの頃に比べたら
実現する道筋も見えるし
一緒に企んでくれる人たちも
困った時に助けてくれる人たちも
たくさん、いる。

なんて、幸せなんだろう。


ありきたりだけど
あの頃の自分に
「それね、できるから大丈夫だよ」
って伝えてあげたい。


自分の才能に自信が持てなくて
モヤモヤしてしまうことも
あるけれど
とりあえず前に進んでいれば
自分の決めた道の先には行けるんだな、
と思った午後だった。


突然きたプレゼントみたいな
時間だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?