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浪人生活 / 週休一日制のすゝめ

「浪人生活は生活習慣が大事だ」
「早寝早起き、遊ぶ暇はない」等々…

巷には脅し文句が溢れているかのようにも思われます。確かにこの通りに1年間過ごせるのであれば、それに越したことはないのですが、

そんな修行僧のような生活ができていたのであれば、浪人なんかしないわけなんですよね。

ということで、今回は僕のような怠け者でも実践できた、

継続できる努力計画」を立てる行動策を提案してみようと思います。

書いてみようかなと思います。

「これから浪人生活を始めようという人」
「浪人生活を始めたが、生活習慣がイマイチ定まらないという人」

ぜひご参考にしてください。

通年計画(11月をゴールに)

まずは合格レベルに達するのに必要な参考書を各科目全て書き出します。
この時、オーバーワークになる参考書は入れないように。あくまで必要なレベルのもののみにしてください。

書き出せたら、いつまでにそれらを終わらせるかを明確にします。

受験日程は多くの場合2月3月ですが、
計画のゴールは11月に設定しておくべきかと思います。
(難関大を目指す場合は共テ対策は12月からでもいいかも)

最初から計画通りに進むと考えるのではなく、うまくいかなかった時のズレを解消する期間を作っておくべきでしょう。

中期計画(ペースメイカーとしての模試)

ここまでで通年で行う参考書が洗い出せました。
次は中期目標を立てていきましょう

人間、遠い目標に対してモチベーションを維持することが難しいようにできています。
遠い目標を設定したら、それを直近に近づける努力が必要になるのではないかと。

ということで、どのように区切るかですが、

これは重要そうな模試で区切るといいと思います。

例えば、難関大志望者であれば冠模試(8月・11月)に対して目標判定等を決め、それを達成するためにどこまで終わらせておく必要があるかを逆算するといいでしょう。

宅浪をする場合には、ペースメイカーにもなる模試は受けておくべきかと思います。

週間計画

中間目標(3ヶ月程度)の目標が立ったらそれを1ヶ月ごとに分け、さらにそれを1週間ごとの分量にまで分けます。

ここまできたら、1日あたりの分量が割り出せますよね。

私個人がここでおすすめしたいのが「週休一日制」です。

週休一日制のすゝめ

1週間ごとの目標が立ったということで、遂に1日ごとの目標を立てる段階まできました。

これを7で割ればいいのではないかと考えるのが筋かと思いますが、

敢えて6で割って一日の余剰を生み出しましょう
週休一日制にしていくのはどうでしょうか

毎日絶対に継続できると思う人なら7で割っても構いませんが、多くの人はそれができなかったために浪人することになっているのではないでしょうか。

計画の時点で1日分の休みを作っておき、うまくいかなかった日の埋め合わせに使う、としておいた方が現実的なのではないかと思います。

計画通りにいけば、その日は自由にゲームをしていい
としておけば、一日一日のモチベーションも維持しやすくなります。

自分のやりたくないことをやる以上、自分を過信しないこと
が受験勉強の成功の鍵を握っているのではないかと僕は思います。

まとめ

  1. 11月をゴールに通年目標を立てる

  2.  模試をチェックポイントにして、中期目標を複数立てる

  3. 1ヶ月毎の計画を立てる

  4. 1週間ごとの計画を立てる

  5. 週休一日制で計画を立てる

の流れで進めていくのがいいのではないかなと思います。
結局同じ分量やるのであれば、一日休みを入れようが変わりません。しかしあくまでもこれは合格までの道筋を立てられた人限定の手法ですので、綿密に計画を立てた上で実行することを注意しておきます。

(僕は毎朝ホワイトボードにその日の予定を書いて、終わったものから消していってました)



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