[SCMを考える] 日本の配送ネットワークの問題点
皆さんこんばんわ。N氏です。
Amazonなどのネット通販が伸びている大きな要因として即日配送というのが大きな強みとなっているのは間違ありません。なぜならばAmazonの商品は少し高いからです。それでもこれだけのお客様が商品を購入するということはそれを上回る便利さを感じているからに他ならないでしょう。
現在の配送ネットワークが抱える問題点
配送キャパシティの不足だと考えております。そもそも昔ヤマトがAmazonに対して値上げ交渉をしたとニュースになっていたかと思います。なぜ値上げ交渉したのか?低い単価で請け負っていたという事実もありますが、配送キャパシティが不足していたという背景も存在します。今は音沙汰ないのはAmazonが自社配送を推し進めており、ヤマト側の配送キャパシティが緩和されたためでしょう。つまり配送キャパシティ不足が今現在日本が抱える問題点なのです。(宅配クライシスとか呼ばれてますね)
Amazonの自社配送により問題は解消されたのか?
結論を言えばNoです。なぜならば次はドライバーの取り合いになっているからです。そのため配送をしてくれる人を産み出すことが必要となってきます。Uberのような形態を取るのか、はたまたタクシーに運ばせるのか。。。兎にも角にもトラックドライバー以外の配達員が必要となるのです。
そこで自動運転などが期待されているという状況です。
N氏はどう思うのか?
皆が配達員になれるような仕組みが必要かと思います。例えば家から会社までの道のりの中で運べる荷物があれば運ぶようにするといったような事です。東京都には1,000万人ほどの人がいます。その全員が1日一つ荷物を運ぶのであれば相当数の物流緩和になります。主婦が買い物に行くついでに荷物を運んでくれるのであればそれだけでもそこそこの数になるのはないでしょうか。
結論としては、ドライバーが足りないのでそれに対する対応策を作らなければいけない状況に今来ているということです。これが解決する頃にはさらに便利な世の中になっていることでしょう!
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