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検索エンジンについて学んだ話 【情報リテラシー論】

 先日の横田先生による情報リテラシー論。講義のテーマは「検索エンジンの変遷と進化」ということで、主にgoogle、yahooの違いについて歴史の観点から解説していただきました。
 この記事は備忘を兼ね、講義で気になった部分を著者の感想を交えて簡単に紹介していきます!


なぜ検索は無料?2社の収益について

 圧倒的シェアを誇るGoogle。その収益のほとんどは広告です。
 Googleではキーワードごとに広告料を定めており、広告がクリックされる度にGoogleに支払われる仕組みだそうです。

 一方のyahooは少し違った方法をとっています。yahooも広告事業は盛んですが、yahoo自体が運営するショッピング、オークション、また子会社のZOZOなどの売り上げの割合も大きいようです。

 個人的にはyahooは検索エンジンのイメージが強かったので、サービスの多様さに驚きました。最近では、LINEやPayPayとの連携・子会社化なども注目されているようですね。初めて知りました!

まさかの手作業!キーワード検索とカテゴリ検索

 我々が普段使う検索ではページ内に検索したキーワードが含まれるかどうか調べる、キーワード検索が多く採用されています。この方法を確立し成功したのがGoogleで、瞬く間にシェアを拡大していきました。

 そしてGoogle以前に最も人気があったのがyahooでした。当時yahooが採用していたシステムがカテゴリ検索です。
 
 元々yahooではウェブサイトを人の手でカテゴリに分類していました。当時は今ほどサイトは多くありませんでしたし、インターネットに慣れていない人にとっては選択肢を選ぶだけというトップページがわかりやすく、受け入れられやすかったようです。
 私も小学校の初めてのパソコンの授業でyahooを開き「占いがある!」と盛り上がった記憶があります。
 
 しかし、今ではサイトの数があまりにも増えたためこの方法が成立しないため、yahooのサービスでもキーワード検索が採用されています。

Googleでもyahooでも検索結果は同じ!?

 yahooでは現在、検索を行うための内部システムとしてGoogleのシステムを採用しています。実際検索してみると、yahooでは子会社のページが優先的に表示される違いはありますが、基本的には全く同じ結果となります。

日本でyahooが人気のワケ

 日本では未だにYahoo!Japanに根強い人気がありますが、世界的にみるとgoogleが圧倒的です。これといった理由があるわけではないようですが、

  • 自然とポータルサイトに設定していた

  • 日本語が変換が必要な2バイト文字のため、新規インターネットユーザーにはクリックだけの方が簡単だった

  • 日本人が受け身だから

  • 地域に密着したサービス

  • yahooニュースの人気

など人気の理由として色々な説が飛び交っています。
 日本人の精神性、各社のパソコンとの関係性、時期、Yahoo!Japanの戦略など色々な原因が絡み合った結果と言えるかもしれません。

 今回はyahoo、Googleについてでしたが、チャットGPTの搭載で注目が集まるbingなど他のエンジンについても調べてみたいと思います。以上です!



#長岡造形大学 #情報リテラシー論



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