想像力の欠如が起業時に大きなネックになる

【起業に必須のスキルは?】の続きです。

想像力とは多く区分けて2種類あります。

①未来への想像力
②今目に見えない物、人、事などへの想像力

①未来への想像力
一般的に会社ではこの種の想像力は必要ありません。

会社の未来 → 会社
事業の方向性 → 会社
従業員 → 会社

全て会社が決めてくれます。会社員であるうちは事業に対して受け身であっても、会社が未来を決めてくれるので従うだけで会社は回り、生活ができるというのが現実です。
あなたが管理職などある程度上の立場であっても、決められるのは会社が決めた事に対して自分や部下が何をするかという実務レベルだけだと思います。

では起業するとどうなるのか?

自分の会社の未来 → 自分
自分の事業の方向性 → 自分
従業員(パートナー)→ 自分

全てを自分が決める事になります。

この「未来を想像する」というのは最終的に未来を”決める”ことがゴールです。起業家として本質的な必須スキルなのですが、会社員の時とは180度思考が異なります。

義務教育であれば9年、大学まで出れば最低16年+会社員である時間、私たちは親や学校、ないしは会社に未来を決めてもらっていたので、真剣に未来について考える必要がありませんでした。
むしろ未来を想像せずに、親や学校、会社の方針に従う事を是とされてきたので想像力は社会で上手く立ち回るためには邪魔なスキルでした。

言い過ぎかもしれませんが、自ら稼ぎ生きていくためには学校教育、社会人教育の多くは負の遺産なのです。皮肉なものですね、、でもこれが現実です。

起業を考えた人の中にはこの考え方を知っている人は多くいるかと思いますが、できている人はごくわずかでしょう。
多数は「できているつもり」「しっているつもり」になっているだけの起業ごっこの方が多いのも事実。

●自分はいつまでにどうなりたいのか?
●それはなぜなのか?
●そのためにいつまでに何をどこまでやればいいのか?
●今この瞬間から何に手をつけるべきなのか?

起業したいと思っているのであれば、ビジネスモデルがどうとか資格がどうとか以前に、この質問の本質を捉え深く、深〜く考え、決めて、行動できなければ会社員の方が向いていると私は思ってしまいます。

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