マーケティングって何すること？

ブランディングプロデューサーの太田久美です。

女性の塾生が圧倒的に多い起業塾で学んだことがあります。
「マーケティングはやりたくないのよね」とおっしゃる方が、意外とたくさんいることがわかりました。

短い休憩時間のことなので、詳しく聞くことはできませんでしたが、
マーケティングというものに少なからず嫌悪感を抱いている印象を受けました。

私のクライアントに歯科医のコンサルタントがいましたが、同業の歯医者さんたちもマーケティングに拒否反応を示すとおっしゃってました。

へぇ、マーケティングってそんなに嫌われるものなんだ・・・

ビジネスについて私が学んだ限りでは、マーケティングは起業成功に不可欠だと信じられるのですが・・・。

あなたも起業については、いろいろ情報収集なさっているはずです。
”マーケティング”という言葉を目にしたことがあるでしょう。

いかがでしょうか。
”マーケティング”にイヤな印象を持ってないでしょうか。

マーケティングが嫌われる理由

”マーケティング”と聞くと、なんだかイヤな感じがする理由は、大まかには２つあると思われます。

一つは、売らんがための仕掛けみたいな、怪しげな感じがすること。

これは、短絡的な解釈による誤解なんですけどね。

人の不安や射幸心を煽ったり、ガンガン自分をアピったり、というような、人心を惑わす”騙しのテクニック”に近いような印象を持つと、嫌悪感を抱くのも無理はないです。

もう一つは、企業向けの情報なんかを目にして、とっつきにくい感じがすること。

”マーケティング”をググってみると、やたら難しい言葉が並んでいて、その意味を理解することさえ困難だったりします。

ややこしそうだし、難しそうだし、自分なんかには歯が立たない”高度なテクニック”と感じると、拒否反応も起こそうってものです。

ホントはやさしいマーケティング

私は、”マーケティング”という言葉そのものに着目しました。

マーケティング（marketing）は、「マーケット（market）」に「イング（ing）」がくっついた言葉です。

つまり、マーケティングとは「マーケットに働きかけること」と解釈できるんですね。

”マーケット”を日本語で言うと「市場」です。
つまり、あなたがお客さんにしたい人たちが集まっている場所のことです。

そのマーケットに対して、どんな働きかけをすれば、うまくビジネスが回るようになるかを考えることが、マーケティングをする意味なんです。

具体的に言うと、

・お客さんにしたいと思う人たちだけと
・お互いによりよい関係を築いて
・「ぜひお願いしたい」と喜んで買っていただけるようにする

なので、私がお伝えするマーケティングは「易しいマーケティング」ではなくて、「優しいマーケティング」。

「お客さんを愛する」ためにすることなのです。

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