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女性が心を動かされるストーリー

ブランディングプロデューサーの太田久美です。

前回の記事で、男性が主人公のヒーローズ・ジャーニーを書きました。
今回は、女性が主人公のストーリーはどうなるか?です。

チャレンジングな女性なら

もし、あなたが、一世一代と言えるようなチャレンジの経験があるなら、ハリウッド的な世界観のヒーローズ・ジャーニーを応用できます。

  1. あることをきっかけに新しいことにチャレンジしてみた。

  2. なにせ初めてのことなので、トライ&エラーの繰り返しだった。

  3. 何をやってもダメダメで、失敗続きの毎日に嫌気もさした。

  4. そんな折も折、目からウロコが落ちるような気づきや発見、もしくはメンター、あるいは助けてくれる仲間との出会いがあった。

  5. 失敗だらけの今までが嘘のように、うまくいき出した。

  6. これまでの失敗と成功、逡巡と決断を振り返り、分析してみた。

  7. それらの体験と学びから得たことを、他の人にも伝えたくなった。

  8. 今は、一人でも多くの人を幸せにしたくて働いている。

このような流れで物語を描くことができたら、人の心を打つストーリーが成立します。

波瀾万丈の人生は生きてない女性なら

特に深刻な悩みもないし、現状にもまあまあ満足してるし、チャレンジングなことはしたくないけど、起業はやってみたいんだわ。

というような考えをお持ちの人に、ヒーローズ・ジャーニーは使えません。

あなたがこのタイプなら、オススメしたい「型」はこれです。

シンデレラ・ジャーニー

この「型」の事例は、シンデレラ、人魚姫、アナと雪の女王など、ディズニー的なストーリー展開となります。

  1. 悩みや不満の少ない平凡な日常

  2. 非日常への憧れ

  3. 魔法使いとの出会い

  4. 新しい世界にお出かけ

  5. 古い世界に押し戻す力に抵抗

  6. 自己充足できる世界を発見

  7. 世界の変容

  8. 新しい世界で自分らしく生きる

  1. 自分なりに分相応と納得できる毎日を送っていて、自分に求められる役割は責任を持って果たしていた。

  2. でも心の奥底では、今いる環境に漠然とした違和感を覚え「ここではない世界で生きてみたい」と、密かな願望を抱いている。

  3. ある日、魔法使いのようなメンターとの出会いがあって「私もそこに行っていいんだ」とトキメキを感じるようになる。

  4. 新しい世界にふさわしい、お出かけの準備を始める。

  5. 「でも、ちょっと怖い」。トキメキはなくても今までの古い世界にいるのが安全じゃないの?と、自分を押し戻そうする力に抵抗する。

  6. 新しい世界を体験して、本来の自分らしさを取り戻し充足を感じる。

  7. すると、周りに見える世界が一変していることに気づく。

  8. 古い世界と遮断された「新しい世界」で自分らしい生き方ができている。

ヒーローズ・ジャーニーとの大きな違いは、武器を手に入れたり、特訓したり、強敵と戦ったり、ともに戦う仲間を見つけたり、財宝を持ち帰ったり、といった、劇的な場面展開のないことです。

もっと静かで内面的な旅のストーリーです。

ヒーローズ・ジャーニーが「自己変容」のために戦うことが主眼なのに対し、シンデレラ・ジャーニーは「世界変容」を自認することがテーマです。

つまり、自分を変えるために頑張る必要はなくて、魔法の杖の一振りで変わった世界にふさわしく生きていけばいいだけ。

それは、本来、自分が当然いるべき世界だったと気づくための魔法であり、古い世界に縛られていたのは、何かの呪いをかけられていたせいなのです。

それまでは、呪いのせいで我慢していることを自覚することもなく、自分を偽って生きてこざるを得なかったのです。


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