半沢直樹を動かした部下の○○力
連日雨が続き、なかなか部屋の洗濯物が乾かないな~と思い、日々を過ごしています。
さて、今日は、あの怪物ドラマ「半沢直樹」を取り上げていきたいと思います。
半沢直樹2では、新しいキャラクター森山が登場します。この森山という男、今回のドラマで大事なキーパーソンとなる一人です。第一話の途中から、半沢と行動を共にし、物語をすすめていきます。
この森山、実は第一話の最初の方では、証券会社のプロジェクトチームから外され、上司にふてぶてしい態度をとっていた人物です。
普通ならそのまま仕事のプロジェクトから外れた状態で、半沢と行動することもなく、物語にも登場しなくなってしまう可能性もあるはずです。
なぜ数々の企業・社長と接し、人をみる目がある半沢直樹の目に留まり、一緒に行動していくまでのキーパーソンとなっていったのか。
今日は森山に視点を当てて解説していきます!
この森山という人物の行動に注目することで、新しい視点で半沢直樹のドラマを楽しむことが出来ます!(楽しむだけでなく、大きな学びにもなりますよ。)
▼森山の証券会社に入社したストーリー
森山は、半沢部長と食事を共にした時に、自分が証券会社に入職したきっかけを話します。
<森山のストーリー>
現在も仕事で大切に使用している万年筆、あれは中学時代の親友からもらったものなんです。その親友曰く、万年筆は手入れをすれば、万年使用できるから、万年筆っていうんだそうです。万年筆は親友の親父が作成した試作品、そんな大事な試作品を親友は俺にくれたんです。そして親友は万年筆をくれた翌日、急に引っ越ししてしまったんです。どうやら親の仕事が上手くいかず、工房をたたんだため、借金取りから逃げるように消えたんです。
瀬名の親父さんの技術を理解して、将来性を見きわめる味方がいれば、親父さんの工房は潰れることがなかったかもしれない。
証券会社は、お客さんの将来に投資し、助けられる!
俺は、実力があっても、日の目をみない会社や世に埋もれている技術のある会社の役に立ちたいと思って、この金融の世界に入ってきたんです!
このストーリーはドラマをみていて、ぐっときました。
これを聞いて、半沢は森山を応援しようと思い、マンツーマンで指導することになりました。半沢だけでなく、ドラマを見ていた視聴者も、この物語を聞いて、森山を応援するという気持ちになった人が多いのではないでしょうか。
自分を語れるストーリーって人を動かしますよ♪
▼森山を演じている俳優さん
さてちょっと余談といいますか、話がすこしそれますが、この森山というのを演じているのは、俳優の賀来賢人さんです。最近著しい活躍をしていますね。
私は、半沢直樹を見ていた当日、偶然ですが、賀来賢人さんが出演した別のドラマの再放送をみていました。
それがこのドラマです
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「今日から俺は」
半沢直樹の森山役とのギャップがすごかった・・・
幅広い演技をされている賀来賢人さんですね。
▼森山の行動力
さて、話を戻します。他にも森山の行動で半沢を動かした場面をみてみましょう。
ある時、森山は証券会社内で、スパイラルというIT企業を買収する事を目的としたプロジェクトチームが立ち上がりました。
(半沢直樹のTwitterより転載)
簡単に説明すると、電脳雑技団という企業があり、森山の証券会社は電脳雑技団のサポートをしていて、その電脳雑技団はさらなる成長のために、スパイラルを買収しようとしていたんです。森山は電脳雑技団の担当者であるため、本来なら、プロジェクトチームに入るはずでしたが、外れてしまい、一時はふてくされてしまいます。
しかし実は森山は、プロジェクトチームから外れた後も、独自でスパイラルについて情報を集め、それを記録したノートをつくっていました。上司から直接命令されていなくても、自分独自で記録をまとめていて、それを半沢が見つけたんです。
影の努力、つまり自分で主体的に記録をつくり、分析をしている姿勢に、半沢は気づいたんですね。
▼行動力+素直さ
物語の途中で、森山は半沢部長に、こんなことを打ち明けます。
「実はスパイラルの社長、瀬名社長は中学の同級生なんです・・」
中学時代に親友であった瀬名社長、しかし瀬名は親の都合上、突然の引っ越しを余儀なくされ、それ以来連絡を取っていない。社会人となった今、瀬名は世間で話題となっているIT社長、一方自分は(森山)はただの証券会社の一社員。立場の違いもあり、現在も瀬名社長とは連絡をとっていないことを、半沢部長に森山はうちあけます。
それを聞いた半沢は、「瀬名社長と連絡をとればよいじゃないか、親友だったんだろう」とアドバイスします。
このアドバイス、もしあなたが森山だったら、どうします??
(半沢直樹のTwitterより転載)
正直私なら、瀬名社長に連絡するのは怖くて、勇気がいるので、なかなか連絡できないんじゃないかなって思っちゃったんですよね。
でも森山は違いました。
なんとすぐに、瀬名社長に電話をし、直接会っているんです。このスピードの速さ、そして上司のアドバイスを素直に聞くところ!!半沢直樹からすると、自分のアドバイスを素直に聞き、行動する姿は印象にのこりますよね。
▼ドラマ「半沢直樹」
半沢と銀行が戦う場面、半沢の名言、大和田や黒崎などの個性キャラクター、新たな敵である伊佐山部長、東京セントラル証券での戦いなど、見どころは多いドラマですが、森山という人物に注目して、新たな視点で解説してみました。
今後の半沢直樹に乞うご期待です!!
p.s
こんなニュースが話題になっていました(笑)半沢直樹の人気の高さが分かりますね。
今日の記事について、面白いと思った方は、好きをおしてくれると、モチベーションアップします笑今後もストーリーを軸に書いていきたいと思います。
(画像引用:半沢直樹公式サイト、今日から俺は公式サイト、レイザーラモンTwitter)
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