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見えてきたコロナ対策

このnoteは2020年3月26日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
薄々お気づきかもしれませんが、新型コロナウイルスを逆手にとってやろうと思っているキングコング西野です。

昨日、新入社員のセトちゃんが立ち上げたクラウドファンディング(ドイツの「大矢さん」を応援するプロジェクト)には、1日で50万円を超える支援が集まりました。
本当に、ありがとうございます。

(※引き続き御支援をお待ちしております↓)

お金を支援していただくことは勿論のこと、僕を含め、「サービス提供者」にとっての最大の支援は「応援していただくこと(※ファンになっていただくこと)」で、新型コロナウイルスは、『ファンを作る絶好の機会』だと思っています。

僕の見立てでは、昨日、御支援くださった方や、シェアしてくださった方や、応援の気持ちを持ってくださった方は、ドイツに行かれた際は"ほぼ100%"の確率で、「大矢さん」のお店を訪ねられると思います。

そう考えると、新型コロナウイルスは、トータルで見ると完全にプラスで、リーダーや経営者は、「どのように設計すれば、トータルでプラスになるか?」を考えることが非常に重要だと思います。
今は、間違いなく「トータルでプラスに持っていきやすい(応援者を増やしやすい)ボーナスタイム」です。

ところ狭しと並んだ40万の船団に攻め込まれて、「やっべ!」と焦るか、「船と船の隙間がないんだから、どれか1隻に火をつけりゃ一発じゃん」とニヤニヤするか。(#赤壁の戦い)

この辺りが腕の見せ所ですね。

人が消えたニューヨークの花屋さんの売り上げをどう作る?

昨日、サロン記事のコメント欄を見ていたら、ブロードウェイ地区のド真ん中で花屋さんをされている「Yoshiko Akasaka」さんから、SOSのコメントがありました。

ニューヨークは今、不必要な外出は禁止されていて、街に人はいません。
加えて、お花が必要とされるイベントは軒並み中止になっていて、大変な状況です。

「この状況にある花屋さんをどう助けるか?」というのが、今回のクイズなのですが、これに関しては結構カンタンだと思います。

延期にはなりましたが、ブロードウェイでミュージカル『えんとつ町のプペル』をすることは決まっているわけです。

この公演に「イベント花(ロビーに飾られるヤツ)を出したい」と考える日本人は少なからずいるわけで、その際、当然、「地元の花屋さん」に発注します。

加えて、今回は、日本人がブロードウェイに挑戦した舞台の『初演』です。
この、二度と手にいれることができない『初演』には圧倒的に価値があります。

そこで、昨日、スタッフを介して「Yoshiko Akasaka」さんに連絡を入れて、お話をさせていただき、【ブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』に贈るイベント花の予約販売サイト】を立ち上げてみました。

この際、お花を、そのまま【花】として販売してはダメで、「日本人発のブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』の初演に花を贈った」という【経験(エピソード)】を販売した方が、お花の購入理由が高くなるので、お花に『ネームプレート』を付けることを義務付けて、加えて、購入者さんの名前が入った花が、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の劇場ロビーに展示されている写真を撮って、購入者さんに送るように指示させていただきました。

『えんとつ町のプペル』が盛り上がれば盛り上がるほど、その写真は価値を持ちます。
数年後、100億円を出しても買えません。

見えてきたコロナ対策

外出できないから、店に行けないだけで、世界から人がいなくなったわけではありません。

つまるところ、コロナショックを耐え忍ぶことさえできれば、また日常が戻ってきます。

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