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「チームのメンバー編成」について

このnoteは2020年7月19日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
昨夜、蜷川実花さんの話をしている途中で、相手にバレないように、「蜷川実花」のイントネーションで「北から来た」をブチ込んでみたけど、すぐにバレてしまったキングコング西野です。

さて。
今日は「チームのメンバー編成」について、僕が考えていることを正直にお話ししたいと思います。

現代に求められているチームの形

「日本人は、チームワークが良い」といった意見を時々耳にしますが、個人的には少し疑問を持っています。

「日本人は、練り込まれたフレームワーク(枠組み)の中にハマるのが上手い」と表現する方が正しい気がしていて、それは「チームワーク」とは呼ばないと思っています。

一つやっかいなのは、「予測不能の事態が起きた時に『練り込まれたフレームワーク』は機能しない」ということ。
その時、当然、そのフレームワークの歯車として生きる人達は仕事を失います。

1ヶ月先の未来でさえ読めなくなった現代において、「強固なフレームワーク」はむしろリスクで、求められているのは「しなやかなチームワーク」どす。
#京都

 
自分の「持ち場」はあって然るべきだとは思いますが、同時に、【状況に応じて速やかに「持ち場」を越境しあえる関係性】を作っておく必要があります。

コロナが一番分かりやすいと思うのですが、あれって、ある日突然「協力し合わないと生きていけないよ」と言われたじゃないですか?
もともと僕ら効率化を求めて「分断」してきたのに、それが一気に否定された。

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