人生に悩んだときに、効く本。
もうすぐ50歳Pです。
今日、部下から、悩みの相談を受けました。
内容を聞いていると、確かに判断が難しいし、万が一の可能性を考えると、かなり悪いことになってしまうかもという案件の話でした。
ただ、私が言ったのは、
・とにかくできるだけ多い「事実」情報をとって。
・そして、最悪の可能性を考え
・考えられる複数の選択肢から、最善と思われる手立てをとって。
・寝る!
これは、D・カーネギー「道は開ける」からの受け売りです。
私は30代のときに、1年ほどパニック障害で苦しみました。
ある日、普通に打ち合わせをしていた帰り道。
突然、感じたことのない感覚に襲われました。
あの自分が自分でなくなるような恐怖。赤信号に飛び出してしまいそうになる恐怖。
今でも覚えています。
人間、生きているうちに、何度かそういった経験をするそうです。(自分で自分の体が制御できない。)
例えば、その日、カフェインをとりすぎた。そんな些細な理由で。
メンタルは関係ありません。
ただ、それがくせになるか、ならないか。
くせになった人がパニック障害に苦しむそうです。
そこからはメンタルの問題です。
私はそのとき、パニック障害などメンタルの本を読み漁りました。
そのとき、出会った本がこの本です。
そして、この考え方は、鬱病を治すための認知療法と全く同じです。
悩んでいる人は、そもそも認知(悩みの前提)が歪んでいることが多いです。
とにかく「事実」を集め、それをもとにできる最大限のことを考え。
そして最悪の事態を考え、開き直り。
(仕事がくびになっても死ぬわけではないので)
決断をして。
寝る。寝られなくても横になる。
ばかみたいな話ですが、この作業を紙に書いてゆくだけでも効果があります。
パニック障害が治った後も、何か悩みごとがあるときは、この方法を使うようにしています。
ぜひ、お試しあれ。
パニック障害を経験して、変わったことが多々あるのですが。
それは、またの機会に。
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