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次回は植樹祭!企画も取り組みも満載な第11回事務局MTG

皆さん、くりにちは!

2023年11月8日(水)、春華堂の浜北工場にて、遠州・和栗プロジェクトの第11回事務局ミーティングを行いました。 
11月13日に開催する植樹祭のプチリハーサルを行いながら、続々とスタートラインを切った企画の実施結果などをシェアしました。

本記事では、当日の様子をダイジェストでお伝えします。

▼遠州・和栗プロジェクトについて

秋の新商品がお披露目!日本の味名品展「栗フェア」での取り組み

第9回事務局ミーティングでお伝えしたとおり、11月1日(水)~7日(火)遠鉄百貨店で開かれた「日本の味名品展『栗フェア』」に出店してきました!まず、そちらのご報告から。
 
春華堂のパティシエも腕をふるい、岐阜県の銘菓である「栗粉餅(くりこもち)」や、創作系エクレアの「咲クレール(サクレール)」から「熟成 遠州掛川栗」を出品。
 
1日と3日には日本航空 中部支社さんが販売応援に駆けつけてくれました!

初日は平日だったにも関わらず、午前と午後で20個ずつ用意した栗粉餅は販売開始30分ほどで完売に。咲クレールもとても好評で、翌日の提供数を倍に増やしました。

「試食を通じてお客さまと直接お話しすることができ、貴重な経験になりました」と、ご協力いただいたメンバーさま。 

「たとえば、『地元掛川の栗を使ってくれてありがとう』という感謝の声や、『掛川が栗の産地であることを知らなかった』という驚きの声をいただきました。『なぜ、日本航空が遠州・和栗プロジェクトに参加しているの?』といったご質問も多く、遠州・和栗プロジェクトの背景をお話しする機会にも恵まれました」と、当日の感想をお話しくださいました。

遠鉄百貨店さんも日本航空 中部支社さんのPR力を「段違いだった」と評価。和栗のPRにとどまらず栗フェアも盛況となり、大きなやりがいを感じる企画でした!

 

92キロの和栗が完売!ジャパンモビリティショーご報告

111万2,000人が訪れた、今年の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」。開催期間中の11月3日(金・祝)に、スズキの皆さんと遠州・和栗の焼き栗を「軽トラ市」スタイルで共同出店させていただきました!

軽トラ市とは、軽トラックの荷台に地域の特産品や野菜などを載せて販売するイベントです。スズキさんでは軽トラック市場の活性化を目指し、全国各地の軽トラ市に出店、協力しています。

朝9時から、栗の被りものでお客さまをお出迎え。たくさんの方にお立ち寄りいただき、総量92キログラムの和栗が15:00ころには完売してしまいました。

「シンボルプロムナード公園 イーストプロムナード 石と光の広場」で本会場に向かう皆さまに焼き栗と生栗を提供しました。

とくに栗の被りものがお子さんたちに大人気。親子で写真撮影を楽しんでもらい、焼き栗を味わっていただき、笑顔が絶えない1日に。「現地で、遠州出身のお客さまにたくさん出会えました」とスズキのメンバーさま。
 
「また、ジャパンモビリティショーは、次世代のクルマやロボットなどが並ぶ展示会です。その手前にある広場に軽トラ市が出店していたわけですが、和栗を通じてお客さまとのコミュニケーションが生まれ、人の温もりを感じられる場になりました。とてもいい風景が見られ、今後もそんなシーンを増やしていきたいと思いました」とご感想をいただきました。
 
販売応援に駆けつけてくださったJA掛川市のご担当者さまも「まさかこんなに売れるとは思いませんでした!」と驚いたご様子。そして、撤収が無事に終わると、春華堂メンバーはその足で長野県へ産地視察に向かいました(笑)。

始まりの時をともに、植樹祭のプチリハーサルを実施

2023 年11 月13 日(月)、JA掛川市の栗部会 部会長[1] を務める早川正實さんの栗園にて、植樹祭を開きます。遠州・和栗プロジェクトの結束の証、そして和栗を1つに世界に届けるはじまりの地として、参加メンバーの皆さんとともに50本の栗の苗を植樹します。

実は、JA掛川市は静岡県下で唯一栗部会のあるJAです。その栗部会 部会長であり、遠州・和栗を守ってこられた早川さんの想いあふれた栗園を種地とし、私たちの志が広がっていくことを祈念します。

この日はプチリハーサルを行い、植樹祭当日の役割や立ち回り、タイムスケジュールなどを確認しました。イベントにはたくさんの下準備が必要ですが、まだ大事な下準備が残っています。

そうです、栗の苗を植えるための穴掘りが必要なのです。JA静岡経済連さんが「理想は80センチくらい」と教えてくださいましたので(けっこう深い)、この週末に早川栗園へ穴を掘りにいってきます(笑)!

メディアもたくさん入ります! 

植樹祭の参加者数も100名超となりそうです。プロジェクトメンバー各社の呼びかけにより、メディアもなんと15社が駆けつけてくださることになりました。

そこで、写真撮影のタイミングやスポットを細かく確認。春華堂のカメラマンも動員し、皆さまの想い出を記録させていただきます。昇降機も早川さんにお借りしちゃいました!メディアの皆さまはぜひ広角レンズをお持ちください。


年間200本の植樹作戦がスタート、第11回事務局ミーティングの本編

さて、午後からは事務局ミーティングの本編です。今回の栗ガールプレゼンツは「クイズでガッテン!」。頭のストレッチをしましょう。

栗ガールがスクリーンに投影したのは、ある食べ物の設計図です!
 
「栗まんじゅう?」
 
「残念!」
 
「うなぎパイ?」
 
「う~ん、惜しいです」
 
 
 
実は、正解はパスタの設計図でした。イタリアを代表するカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロによるもので、ソースが絡みやすいように溝まで設計されています(実際は試作品であり、商品化には至っていないようです)。

一見すると関係ないように思えるクルマとパスタですが、異業種を掛け合わせることでイノベーションが生まれてしまうかも!? 私たちも和栗を起点に新たな分野へと挑戦していきましょう。

2024年度の生産拡大計画と研究要望を協議

さまざまな試行錯誤を重ねていくなかで、和栗の生産拡大計画も描けるようになってきました。10年後のゴールを描き、和栗の生産を安定的に増やしていきたいと思います。

続いて、事務局メンバーから集めた意見を集約し、疑問や懸念点を研究課題として取りまとめました。遠州・和栗の産地が持続的に発展していけるよう、引き続き和栗や産地の考察・検討を進めていきます。

 

春華堂 品質管理部、和栗の糖度向上に挑戦中!

春華堂では今シーズンの掛川産和栗を2トン購入し、うち一部を貯蔵庫で保管し糖度向上に取り組んでいます。熟成により糖度が順調に上昇していること、熟成期間や温度による結果の差異が現れていることなどをシェアしました。 

浜松ホトニクスさんも和栗の糖度計測に挑戦中!

浜松ホトニクスさんの光技術を応用して栗の糖度を計測できないか?という発想から、同社では10月23日から糖度計測実験に取り組んでくださっています。春華堂の計測室に計測装置とPCを持ち込み、本格的な検証を実施。心強いご支援をありがとうございます。

この日はほかに、栗の鬼皮(一番外側の硬い殻のこと)処理に使える装置の検討や、海外の大規模農場における果実の自動収穫について動画を視聴するなどしました。事務局メンバーの皆さんには、それぞれの分野から専門的な知見やご意見をいただけるので、さまざまな課題を前向きに検討できます。皆さん、いつも本当にありがとうございます。

 

栗ブレイク&栗タイムズ!

本日の栗ブレイクは、掛川栗の上生菓子(練りきり)をご用意しました。白あんをまとったひと粒栗と、栗きんとんの2パターン。職人の手で1つひとつ大切におつくりしています。こちらは11月13日の植樹祭で手土産にお配りする予定です。

また、今回から参画企業・団体のご担当者様をご紹介するムービー「栗タイムズ」がスタート!

日本航空 中部支社さんが各社を訪問し、収録したインタビュー動画をお披露目くださいました。事務局の親睦が深まり、ありがたい機会となっています。

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第11回の事務局ミーティングは、実施企画の報告会から植樹祭のプチリハーサル、来年度に向けた協議まで盛りだくさんでお届けしました。

次回の事務局ミーティングは12月21日(木)に開催予定です!当アカウントをフォローして、続報を楽しみにお待ちください。

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