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1月地蔵会無事終了いたしました。雪。雪、雪!

昨日の夜から雪です。
見惚れてるうちに24日が終わってしまいましたが←え
昨日の地蔵会、夜の施餓鬼供養ともに無事終了しております。

日中は寒いねーと多少のんきな感じでしたが、
夕方から夜にかけてズンズン降ってたちまち積もってきました。

山上は30センチ以上の積雪だそうです。
今日は一日中高野下から高野山までの南海高野線が
運休になっていました。
明日も運休とのことです。

高野下からケーブルカーの高野山駅までのルートは
大変急勾配のため、除雪作業が人力になるとのこと。

いつも思いますが、南海電鉄の皆さまには本当に
頭が下がります。
まだまだ降っているようなので、どうぞお気をつけて。
ありがとうございます!

いつも便利なケーブル高野山駅。ありがたく利用してます!駅舎は登録有形文化財ですよ。

今月の地蔵会も終了しました。施餓鬼供養の施主さまには引き続き27日までお勤めよろしくお願いいたします。

地蔵会祈願の施主さま、また無料祈願にご参加の皆さま、
今月もありがとうございました。

今回は雪です。
修法していても指が凍えるほどでしたが、
お地蔵さまがお伝えになったことは
「春は来るよ」
ということです。

これ、昨年の1月と同じメッセージなのですよね。

前回と同じように春の風景を思い浮かべること
春の体感を思い出すことがいいようなのですが、
今回はさらに、自分の心の中にある自分の世界を
そのような春の心地よい風景で満たすことが重要らしいです。

ここ数年いろんなことがあり、
現在も世界でいろんなことが起こっています。

さまざまな不安や恐怖、状況の困難さやどうしようもなさ、
そういったものを感じ続けていると
人の心の中の世界が重く垂れ込めた冬の世界のように
凍りついて無彩色の冷たい状態に傾きがち。

人生の時間の中で出会うさまざまなことによって
心を冷たく固く凍り付かせてしまうことがあります。

生き延びるためにはそのように心を固くすることが必要だった
という方もいるでしょう。
涙さえも流れなくなるほどに冷たく凍らせなくてはならなかった
という時もあるでしょう。

今もその氷がとけないとしても
今もなおそういう状態で
生きていかなくてはいけないとしても
春のいぶき、春の光、春の暖かさの気配は必ず現れるから
周りがどんなに冷たく固く雪や氷に閉ざされていても
心の中には春の風景、春の体感を思い起こそうとしてほしい
とお地蔵さまはお伝えになりたいようです。

救いはまず心の中から現れて
その微かな光を見つけて、外側から呼応してきます。

ご自身の心の中の満月が一瞬でも光を放つことができれば
神さまや仏さまがそれを見つけてやってくることができます。
ご自身の心の中の宝珠がほんの少しでも暖かさを取り戻したら
降り積もった雪も固く閉ざした氷も溶け始めるでしょう。

ほんの少しの時間、ほんの一瞬でも
自分のために春を思い起こしてください。

そして、心の力を呼び起こすために必要なのは
休息と暖かさとほんの少し深い呼吸。

物理的に温かくして、しっかり休んで、
たっぷりと深い呼吸をして、動けるようになったら
扉を開いて外に出てみましょう。

さらにもうちょっと元気が出てきたら
暖かさを分かち合えるような誰かに
会いに行くのもまたいいかもしれません。

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