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プロの仕事にリスペクトするということ。

昨日ターメリックがあるんでターメリックライス作ったと
書きましたけど、実はあれのためじゃなく、別の料理を作るのに
買ったもの。

ちょっと珍しい食材というのは、なかなか近所では買えないので
何かのついでに都会(笑)まで出かけた時に買って帰ります。

先日たまたまターメリックを売ってそうなところを通りかかるけど
ちょっと疲れていて寄るのムリー、と帰ろうとしたら、
なんと!
駅にいつもは出ていない期間限定出店でインドカレーのお店が!

インド人のお店の人と目が合った時はやったー!ってかんじでした。
ターメリックだけじゃなく、カレーもいろいろ買っちゃいましたよ。
ついでついでが色々つながること、けっこうありますよね…。

ターメリック色ってわりと仏教っぽい。かも。

いろんな仕事がありますが、どこの分野にもスペシャリストが
いらっしゃるものです。

昔会社勤めをしてた時には、
触れただけで紙の均量がわかる印刷会社の営業さん
A4サイズにズバッと裁断できるデザイナーさん
手に持てば郵便物の重さが貼られてる切手の料金で
送れるかどうか判別してくれる総務担当者
なんて人がいましたし、

お医者さんは触れれば熱と血圧がわかるし
発掘調査してる人はその土地が昔河原だったと見破るし
イタリアンのシェフは今日この水で美味しくパスタを
茹でるのに必要な塩の量を瞬時につかみ取るし

そういうその職業ならではの得意技みたいなのには
毎回もれなくびっくりしますし、すごく尊敬しちゃいます。

それを行なっている人にとってはそれはごくごく当たり前のこと。
毎日の経験と蓄積がそういうスキルになっているわけです。

プロの仕事、というものは、本当のマスターピースはもちろんですが、
それを支える様々なスキルや知識や経験も主要な要素。
結果だけが全て、ではないのだと思います。

その全てがリスペクトの対象。

得てして人は出来上がった完成形を見て、
それがあたかも最初からそこに存在したかのように
思ってしまいます。
これなら自分にもできるかも、とうっかり思うことも
あるかも知れません。

しかしそれは、膨大な経験、膨大な学習、膨大な蓄積の上に
練り上げられたもの。

天才ですら努力なしに偉業を成し遂げることはできません。

インスピレーションとは無から生まれるのではなく、
様々な情報と試行錯誤から閃き出すものです。
それが作り上げられたものに輝きを加えます。

人間社会が発展してきた要因には、
それぞれの人が自分の得意なことを提供し分業することで
社会全体の効率を上げたことが大きなファクターとして
挙げられています。

得意な人に得意なことをやってもらう。
上手な人に上手なことをやってもらう。
それが一番早くて確実で成果も抜群です。

資源を有効に使うとはそういうこと。

何もかも自分でする必要はなく、
誰かに「助けて」「手伝って」っていえばいい、
というのはメンタルヘルスやスピリチュアルな分野でも
よく言われます。

その時に、お願いする相手にリスペクトの気持ちがある方が
頼みやすいものです。

その人はその得意技を人生の時間をかけて磨き上げてきて、
誰かのために役に立てるほどのものに育ててきたのですから、
その努力には十分な敬意を払うべき、と思います。

もちろん、自分自身が磨き上げてきたもの、
その努力にも自分がまず十分な敬意を払いましょう。
自分の努力を認められるなら、他の人の努力も見えるはず。

価値あるものを「価値がある」と理解できることも大事です。

コストがかかるからここは次善のものでもいい
というのは一つの選択方法ですが、
価値あるものを正しく評価できないならそれは残念なこと。

自分の価値を正しく評価できるなら、
他人の価値も正当に評価できるでしょう。
そして、価値ある他の人をリスペクトできるなら、
自分も価値あるものとしてリスペクトできるでしょう。

すべての人が天上天下唯我独尊。
そして、その人たちが払ってきた努力、成し遂げてきたことも
すべて天上天下唯我独尊、なんだと思います。

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毎月24日はお地蔵さまのご縁日。
この日に小さな法要を営み、
生きとし生けるあらゆるものへの祝福
この世界にあるあらゆる諸霊へのご供養
全ての大地から生まれるあらゆるものへの感謝

をお祈りいたします。
お地蔵さまへのお願い受け付けてます。
締め切りは8月20日です。

宗派宗教にかかわらずお申し込みいただけます。

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