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ライブハウスでの声出し解禁について、あえて批判的に意見を述べてみた。

※注意
この記事では”あえて”批判的な目線で書いています。
普通に声出しできて嬉しいです、はよコロナ無くなれ。

■ライブハウスで声出しする楽しさ!

はじめましての人、よろしくおねがいします。
懲りずに見てくれている皆様、ありがとうございます。

なんと嬉しいことにライブハウスでの声出し公演がどんどん増えていますね!
SNSではファンだけでなく、アーティストも喜びの声を上げています。

※ヤバTさんのライブすごいやん。

このライブの様子からも、声出しによる一体感は半端ない。一緒に歌ったり、掛け声をあわせたり、MCでアーティストの名前を叫んだり…。
ライブハウスで声出しできる喜びは何にも代え難く、長い牢屋生活を終えた囚人の気持ちだ。

しかし、この喜びの裏でまだ安心できていない人の気持ちもわかってほしい。
もちろんマスク着用や体温測定、消毒など行われているが100%それで防げるわけではない。


■楽しさの裏に潜む、苦しみ…

例えば…どうしても行きたいバンドのライブに行けることになった。
しかし、ライブ前日からどうも体調が悪い。
もしかしたら罹患した可能性があるも、熱を測ると平熱。
それならばと思い、ライブに参戦した後に熱が上がり、実はかかっていたなんてことも…

考えすぎと言われるかもしれないが、ない話ではない。
もしそのライブの後に罹患した方が現れてたらこのライブが原因の可能性が高い。そして、公にならない可能性も同様に高いと考える。
アーティストに迷惑をかけたくない気持ちから、黙っている人もいると推測できる。

もし騒いだとしても、、、

「ライブが楽しかったんだから、いいじゃん」

そう言う人も多いと思う、しかしそれは”ならなかった人”に限った話である。
圧倒的なマジョリティにマイノリティが潰される瞬間だ。

そんな気持ちを想像すると、今回の「声出し解禁」にちょっと待ったをかけたくなる。


■じゃあ、どうしたらいいの?

結論から言うと、どうしようもない。
海外から見れば、日本のライブはいつまでマスクして黙っているんだ?という状況である。
何より、アーティスト含めたすべての音楽好きがどれだけ我慢をしてきたか。その気持ちを考えれば、完全にコロナが消えてなくなるまで、ずっと解禁されることはない。

なので、冒頭にも言ったとおり、
”声出し解禁”を喜ぶと共に、それぞれの倫理観が試されている状況である今、他人であってもライブに参加しているということは同じアーティストが好きなファン同士であることを自覚し、誰もが楽しめる環境をみんなで作ることだ。

一人のワガママが、不特定多数の人間に迷惑をかけることを重々理解したうえで、ライブのチケットが取れた瞬間からライブ終了まで万全の対策をして当日を迎えることが最善の方法だと考える。

なので、もしこの記事を読んでいる方で、ライブ前日に体調を崩してしまいライブ参加を断念した方がいたら。
私はその人の”行かないと決めた勇気”を讃えたい。
いつかライブに参加したその日には心から楽しむことができるように祈っている。


■まとめ

最近は個人のイタズラが大きなニュースとなり、最悪自分の人生を一時の楽しもうとする感情により壊してしまう人が多いと思います。
ライブもアーティストやスタッフさんだけでなく、見に来るお客さんも含めて行われていることを理解しつつ、全員が楽しめる場になることを一ファンとして願っています。

”声出し解禁”が嫌な方向けに払い戻しをやっているアーティストもいるんですね。こういう配慮も素敵。

みんなが楽しめる環境、皆さんの我慢が実った”声出し解禁”
守っていきたい!!

追伸:私も今年はどんどんライブに行きます!やったー。”声出し解禁”されて、ますますライブ楽しみながら素敵な音楽ライフを過ごしましょう!

ではまた。

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