国分寺燕稜会・思い出の山々。【Best④−①】
国分寺燕稜会メンバーに山岳部で登った思い出の山を聞きました。ここからは単独の山や山域として、複数票を獲得した山を紹介します。
④大菩薩峠(1897m)
2票を獲得したのは大菩薩峠。選んだのはhinaとみどりの2人。多摩地域からアクセスしやすい山で、日本百名山の一つ。大菩薩峠からさらに登った最高点の大菩薩嶺(2057m)は2000mを超えながらも、展望がよくないことでも知られています。
③南アルプス縦走
国分寺高校山岳部は昔も今も南アルプス縦走が好きなようです。選んだのは、tanah、りかお、フタツヤマ、マスツボの4人。多少違いがあるでしょうが、いっちゃん先生や、マスツボ先生が顧問の時代は、南アルプスを3つに区切り、5泊6日の合宿で縦走することで、3年間で南アルプスの主脈を踏破できるようになっていました。先に挙げた南アルプスの山々も概ねこの山域に含まれます。
南アルプス北部
竹宇駒ヶ岳神社→黒戸尾根→甲斐駒ヶ岳→北沢峠→仙丈ヶ岳→三峰岳→間ノ岳→北岳→広河原
南アルプス中部
塩川小屋→三伏峠→塩見岳→安部荒倉岳→三峰岳→間ノ岳→北岳→広河原
南アルプス南部
畑薙第一ダム→上河内岳→聖岳→赤石岳→荒川前岳→三伏峠→塩川小屋
現在の山岳部にもそのDNAは受け継がれ、2023年度には、北沢峠をベースにして、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳をピストンする夏合宿を実施しています。
②甲斐駒ヶ岳(2967m)と黒戸尾根
南アルプスが大好きな国分寺高校山岳部ですが、その中でも、部員の心に強烈な爪痕を残していると言えるのが、“南アルプスの貴公子”と呼ばれる甲斐駒ヶ岳。そして日本三大急登の一つに数えられる黒戸尾根です。選んだのは、えむたけ、みどり、ぶん、いっちゃん、Kotaの5人。日本百名山、日本百高山の1つ。その端正な山容と、花崗岩で覆われた白く眩しい頂上、標高差2200mに及ぶ長大な登り、刃渡りなどの難所など魅力がたくさんです。元顧問のいっちゃんは、退職後も自分自身の技量を確かめるため、毎年黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳に登っていたそうです。また、Kotaも高1の夏合宿で登った時の強烈な思い出が忘れられず、その後2度黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳登頂を果たしています。
①雲取山(2017m)
最多票を集めたのは、やはりこの山。奥多摩の盟主、日本百名山、東京都最高峰の雲取山は、まさに国分寺高校山岳部のソウル・マウンテン。選んだのは、Nカズヒロ、たけちゃん、えむたけ、gak2641、みどり、YaMaMonの6人。「追い出し山行」などをはじめとして、何かといえば登っていた山です。朝早く奥多摩駅からバスに乗り、鴨沢から登り始め、石尾根から頂上を目指すのが王道のルート。東京都で唯一2000mを超える最高峰ながら、なだらかで日当たりが良く歩きやすい石尾根がみんな大好きなのかもしれません。
Best⑨−⑤はこちら。
※画像は随時追加します。
国分寺高校山岳部では他にもたくさんの山に登っています。この思い出の山も24人分の回答の結果です。他にももっと思い出の山があると思いますので、国分寺高校山岳部卒部生の皆さん、ぜひみなさんの思い出の山を教えてください。連絡をお待ちしております。
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