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思いの丈を吐き出す勇気
いつも「いい子」な長女が泣きながら、初めて自分の想いを大声で叫んだ日、
私は2021年6月、適応障害と診断されました。
その経緯については別の記事でまとめています。
私には娘が2人います。
長女が小学6年生、次女が小学4年生です。
長女はまるで私をコピーしたような性格で、言動や仕草がそっくりです。
変に責任感が強く、まるで警察のよう。聞き分けが良くて、いわゆる「いい子」です。
そうであるがゆえに私は心配もしています。
この子も大きくなったら私と同じような道をたどってしまうのではないかと。
とても窮屈な生き方をしてそれが溜まり溜まって心にゆとりがなくなってしまうことがないようにしてほしいと思っています。
そんな長女が、昨夜、妻と大ゲンカをしました。
いつもは妻が怒ると不満そうな顔をしながらも「はい」ということを聞くのですが、昨日は違っていました。
自分は今まで言うことを聞いてきたのに、なんでそれ以上に怒られなきゃいけないのか
妹はちゃんとやらなくても怒られないのに、どうして自分だけ怒られなきゃいけないのか
やっぱりまるで自分を見ているようでした。
「できて当たり前」「やって当たり前」の「いい子」。
自分なりにがんばって、聞き分けのいい子を演じてやっているのに、できても褒められない、できない部分を責められる、やっても認めてもらえない。
承認欲求をまったく満たされていない状態が溜まって爆発したようです。
すでに自尊心を持てていない兆候が見て取れてしまいました。
言い合いの後、私は長女を慰めました。
普段から言いたいことを言っていいと伝えました。
でも今回の件だけで長女の心が解放されるわけではないと思っています。
これから毎日少しずつでも長女の思いに耳を傾け、長女の存在(being)を認めてあげる言葉を伝えること。
あなたはそのままで大切な存在なんだよと伝えること。
これを続けていきたいと思います。
毎日、少しずつ。
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