人のBeingを見よう
子どもを褒める場面を想像します。
「テストで100点とったよ!」
「すごいじゃなーい!よくがんばったね!」
その子どもが獲得した結果(ここでは100点のテスト)は「Having」といいます。
「今日はサッカーの自主練習を1時間やったよ」
「がんばってるねー!えらい!」
その子どもががんばった行動(ここでは自主練習)は「Doing」といいます。
どうしてもHavingやDoingばかりが褒められます。
大人の人間社会においても、一目置く対象はその人の出す優れた結果とか自分にはできない行動ばかりがほとんどではないでしょうか。
でも、優れた結果が出る時もあれば出ない時もある。
また、行動も気分が乗って実行できるときもあればできない時もある。
いずれも、出ない/できない時は、人としてよく見られないのが正しいのでしょうか。
HavingやDoingに対し、その子どもやその人自身そのものを「Being」といいます。
これは私も猛省すべきポイントです。
子どものHavingやDoingを褒めてきてしまった結果、子供がテストでいい点をとってきたときに報告してくるようになってしまいました。
これからは、失敗したときでも抱きしめ、そのままのあなたでいいんだと伝えていくようにしよう。
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