Photo by leeri1989 詩) 部屋 3 渕 言址 2021年7月24日 22:23 部屋冴え冴えとした月あかりのスレートの屋根に沁み込む蛍光灯のあかりのツゲの葉裏をしろく浮き出す劣化したプラスティックのざらりとした肌触り滴る光の霧享けるものわたしがそれになる雑音が遥か遠くに薄れてゆくひと呼吸ごとに完成された孤独を静かに繭を、編む何者も手の届かぬ白い砂底から湧き出る泉私は手を伸ばさない息をしている (2007.2.2) ダウンロード copy #詩 #現代詩 #自由詩 #古典的 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート