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お気に入りの映画マガジン

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ピザが無いと生きていけない常連のピザをほおばるアンが世界の映画を紹介。
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2021年4月の記事一覧

「愛がすべてを変えてくれたらいいのに」、トランスジェンダーを抱える恋人との愛と苦悩の10年間。

Bonsoir! ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。 お気に入りの世界の映画を紹介しますね。 「愛がすべてを変えてくれたらいいのに」、 今回紹介する映画は、グザヴィエ・ドランの「わたしはロランス」だけど、このコピーちょっと重いわよね。嫌いじゃないけど。 国語教師のロランスは、30歳の誕生日に、恋人のフレッドにある秘密を打ち明ける。「僕は女になりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ」。

「存在のない」少年の告発のまなざしは、すべての大人に向けられた怒り。「僕を生んだ罪」で両親を告訴 『存在のない子供たち』。

アッサーラム・アライクム! ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。 お気に入りの世界の映画を紹介しますね。 中東の貧民街で暮らす人々の厳しい暮らしと、その過酷な現状を子供たちの視点から描いた『存在のない子供たち』。 「両親を訴えたい」って思ったことありますか? 「僕は地獄で生きている」という劇中のセリフ。これはランボーのような詩人の言葉ではありません。12歳くらいの子どもから発せられた言葉です。

「心をみがけば、奇跡はおこる。」なんて素敵なコピーなの!今日紹介する映画は「ル・アーヴルの靴みがき」

MOI! ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。 お気に入りの世界の映画を紹介しますね。MENNÄÄN! みなさんもニュースとかでよく耳にすると思いますが、SDGsに取り組んでいる国としても有名なフィンランド。どんな国なんだろう?アンも行ってみたいなフィンランド! そのフィンランドが生んだ名匠アキ・カウリスマキ監督が、北フランスの港町ル・アーヴルを舞台にした「映画史上、最高のハッピーエンド」と噂

日常を無理なく楽しむこともサスティナブルな生活。何気ない日常が愛おしくなる映画。鬼才ジム・ジャームッシュ監督「パターソン」。

ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。 お気に入りの世界の映画を紹介しますね。Ready, Steady, Go! 舞台はウィリアム・カーロス・ウィリアムズやアレン・ギンズバーグなど多くの詩人を生み出した街ニュージャージー州パターソン。そこに住むアダム・ドライバー扮する主人公の名前も偶然パターソン。 パターソンは何気ない日常からインスピレーションをうけて素敵な詩を思い浮かべます。含み笑いをするアダ

「教育の機会創出を支援し、子供の将来の夢の選択肢を広げたあげたい!」と思える映画

ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているピザをほおばるアンです。わたしがお気に入りの世界の映画を紹介します。どうぞお楽しみください。 今日おすすめすのが「すれ違いのダイアリーズ」と「北の果ての小さな村で」なんですけど、なぜこの2作品かというと共通点があるんです。 この2つの作品に登場する子供たちのなかに、田舎町で育ったため親の職業を継ぐというのがあたりまえと考えていて、勉強を疎かにしている子が登場するんですが。。。(親も学校に行かせる意義を見いだせ