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日記

こんにちは。久しぶりの投稿になってしまいました。えのたかです。今回は映画感想ではなく、日記です。正直、映画はあれから何本か見ていてそれぞれの感想も無いことはないのですが、最初に書いたnoteでレビューする映画の詳細な情報などを調べて載せるというような面倒な手続きを踏んでしまったせいで、その後の映画レビューもしっかりとした下調べのもと書かないといけないような気がして、プレッシャーに苛まれ、映画レビューをすることが面倒になってしまいました。下調べなしで感想を言っていいのであれば、「翔んで、埼玉」は面白すぎてこの不安定な社会情勢を忘れ爆笑してしまいました。ですが、「翔んで、埼玉」の情報について、色々調べてからnoteを書こうという気にはなりません。「翔んで、埼玉」を見た人ならこの気持ちが分かると思います。でも、「翔んで、埼玉」は面白い映画なので、自宅謹慎中にamazonで見てみることをおすすめします。いや、この短い文章の中で何回「翔んで、埼玉」って言うんだよ。いや、書くんだよ。


僕は今就職活動中の身なのですが、コロナウイルスの影響で、就活の選考の多くが延期されたりオンラインで行われたりしています。そんな中、この前オンラインでグループディスカッションが行われました。グループディスカッションは元々、直接喋って議論をできるという状況の中でも、良い意見があまり出なかったり、意見がまとまらないということが頻繁に起こりうるという種目です。僕も、これまでやったグループディスカッションの練習会の中で実際に会って喋ったのに建設的な議論が出来ず、練習会の講師の方から本気で怒鳴られるという体験をしたことがあります。大人にしっかり怒鳴られたのは相当久しぶりだったので、かなり引きました。就活ってやばいなと。

ちなみに前々回に人から怒鳴られた時というのは御茶ノ水駅でぶつかってきた人に、その人が「龍が如く0」の久瀬の兄貴のような怖い人だと知らずに、何か無性にイライラしていた僕は舌打ちをしてしまい、めちゃくちゃに怒鳴られたということがありました。必死で謝って、逃げました。

久瀬の兄貴

話がぶれましたが、とにかくグループディスカッションは難しいのです。そんなグループディスカッションを制するには2つくらい要素があると思います。1つ目は、グループディスカッションの前に周りの人と話しておき、そこで少し明るい感じに振る舞うことで、「あ、この人は喋れる人でグループディスカッションでも積極的に議論を引っ張っていく人なんだろうな」と思われることです。普段の人柄がどうであろうと、ここで会う人達とは初対面なので、陽キャっぽく見せかけることは出来ます。ここでマウントを取っておけばグループディスカッション本編でもすんなり議論の中心人物になれるという算段です。2つ目は、周りの人が優秀であるかどうかという点です。これは完全に運ですが、周りの人が優秀ならその人達に賛成しておけば、グループディスカッションを通過出来ます。逆に優秀でないのなら、、、結果はご想像のとおりです。

その2つを軸にオンラインでのグループディスカッションの戦いを切り抜けようと思っていたのですが、オンラインでは1つ目の、他の学生にグループディスカッション開始前からマウントを取るという戦略が通じなくなってしまいました。僕はマウントを取っていない状況で、いきなり議論の司会に立候補するという積極的就活生的行動は恥ずかしくてできません。なにせ自然に議論の中心人物になれるような流れを作るための行動がマウント取りなのですから。結局僕は書記をすることになりました。ですが、書記でも周りの人が優秀ならその人の言った意見を適当にまとめて、さも「自分が言った意見です」というような顔をすれば、なんとか通過できるかもしれません。さあ、周りの人はどんな人なんだという期待と不安のこもった感情で話を聞いていると、優秀なのか不安なのかが分かりません。どういうことかと言うと、オンラインで行われるグループディスカッションでは、混乱を避けるために、発言前に発言する人が「OOです、意見を発表したいです」といった旨のことを言って、それを聞いた面接官の人が全員の画面にその人の顔が映るように操作してからでないと発言できない制度になっていたのです。ですが、それに慣れていないメンバー達が自分の意見を積極的に言いまくった結果、僕以外のメンバー全員が同時に喋るという状況になってしまったのです。もう誰が何を言っているか全く分かりません。ですが、書記の僕はディスカッションの内容をパソコンでメモしないといけなかったので、それを聞き取らないといけません。「おれは、聖徳太子か」と思いながら、ひとり制度をちゃんと守って「えのたかです、一人ずつ喋ってください」と言いました。パソコンの画面には僕の顔が映され僕の発言ターンですよという空気が流れたのですが、メンバーはそんなことは関係ない、僕、私が喋りたいんだという感じで喋り続けます。その結果、メモのために必死で画面に向かってパソコンをタイプし続ける僕の顔が、画面のすぐ上にあるパソコン付属のカメラで撮影されている様子が、スクリーンに映され続けました。新手のSMかと思いました。

結局議論は上手くまとまることなく終わりを迎え、面接官からはこっぴどくダメ出しをされ、当然そのグループディスカッション選考は通過できませんでした。あれから、オンライングループディスカッションの文字を見る度にあの地獄のような思い出が蘇ります。ですが冷静に考えると、こんな愚痴を書いているからグループディスカッションに落ちるのかもしれませんね。オンラインが悪いんじゃない、僕がダメなんだ。。。。

こういう負の感情も「翔んで、埼玉」を見ている間は忘れられました。是非見てみてください。


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