ケン・ローチ監督「私はダニエル・ブレイク」
皆様、はじめまして!東京在住、大学3年生の、えのたかと申します。
このノートでは、自分の見た映画の感想を語っていきたいと思います。僕は映画にめちゃめちゃ詳しいわけではなく、クリティカルな批評を出来るわけでもないのですが、暇が出来たら映画を見ることが多く、(今年でももう14本見た)こうやって見て感じたことを記録しないと、忘れてしまって、もったいないと思ったので、日記のような感じで書いていきます!
早速ですが、今回はケン・ローチ監督「私は、ダニエル・ブレイク」についてです!
基本情報
この映画は2016年にイギリス、フランスの共同制作で作られた映画で、カンヌ映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞するなど高い評価を受けています。
(パルム・ドールは、最近ではアカデミー賞の作品賞も受賞した「パラサイト 半地下の家族」や日本人の是枝裕和監督の「万引き家族」も受賞した有名な賞です。)
この映画の監督のケン・ローチ監督が作った映画では、「麦の穂をゆらす風」という映画もパルム・ドールを受賞したようです。
あらすじ
心臓病を患い、仕事が出来なくなってしまった主人公のダニエル・ブレイク(デイブ・ジョンズ)が国の保険金の煩雑な制度に振り回されながらも、人との温かい出会いを通して前進しようとする様子を描いています。国の保険制度の機能不全がかなり強調して映されていて、イギリスの行政批判がメインテーマの社会派映画だと思います。監督もリベラルな思想を持っているみたいでその思想が投影されています。
見どころ
社会派の映画だけあって世の中のリアルを知ることが出来る点だと思います。貧困と病気と行政のお役所仕事に悩まされるダニエル・ブレイクの姿には、この世の出来事を切り取ったかのようなリアリティーがあります。決して見ていてハッピーになる映画ではありません。むしろ心が痛みます。ですが、この映画を見た人は見る前よりも優しくなれるのではないかなと思います。同じ賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」や「万引き家族」を見て、楽しめたという方はこの映画も見てみると面白いかもしれません。その二つが好きだった僕は、この映画も好きでした!
最後に
この映画はAmazonのPrimeビデオで無料で見れたので、登録者の方は見やすいかもしれません。Netflixにもあるみたいです!
それでは皆様、良き映画ライフを!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?