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3月 年中さんから年長さんへ

子どもが幼稚園の年中さんから年長さんにあがる。3月はうずうずそわそわしていた。早く年長さんになりたい!と希望に満ち溢れて4月を待ちわびる息子も、ふっともらす言葉の端に卒園する年長さんたちや3月で引っ越すお友だちと離れたくないという気持ちが見え隠れしていた。日常の些細な事でわんわん泣いたり、何となく不安定。摘んだタンポポがしおれたくらいで泣かないでほしいと思う反面、花がしおれたことに泣けるなんてうらやましいとも思う。

私はというと、4月からPTAの要職につくので、3月は年長さんのお母さんから引き継ぎがたくさん。事務的なことは粛々と進められるけれど、気遣いや根回しも要求される役が務まるだろうか。たくさん引き継いで、不安でいっぱい。子どもと四六時中一緒に過ごす春休みが早く終わって欲しい気持ちよりも、PTA活動がスタートしてしまうから幼稚園が始まって欲しくない気持ちの方が勝っている。まあ、やりますよ、暇人ですから。


年長さんとさようなら会、この記事を書いているちょうど1か月前だったなあ。何か月も前のことのようだ。3月から4月にかけて、さようならをし過ぎて、3月の前半はもうとおーーーーくに行ってしまった。


母子ともども仲良くしてもらっていた人が、旦那さんの転勤で何人か引っ越してしまった。かつて私の笑顔の写真を褒めてくれたママ友も。大企業の全国転勤制度をうらむ。しかし、彼女らと出会えたのも、ここの地域に転勤してきたからであって、そう思うと転勤の悪口ばかりも言えない。
嫌だ寂しいと言いながら、この先彼女らに連絡して近況を報告しあったりはしないだろう。日々顔を合わせない人と人間関係を続けるのはむずかしい。そんな自分だから、こちらからは『また一緒に遊びましょう。こっちに来たら連絡して』なんて口が裂けても言えない。


春休みに入って、1回実家に帰省した。コロナの影響はまだしばらく同じ調子で続くのだろうと思って、1年半ぶりに。実家側も私たちも、世間の空気も1年で変わった。帰省するな、地方に持ち込むなという空気は薄らいだと感じる。(私は言われてないけど)


ではこの辺で。

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