見出し画像

19歩目 退院

4週目のレントゲン結果、特に異常所見なし。
「退院します?もう少し、のんびりしていっても良いですよ?」
担当医の言葉に、
「ありがたい言葉ですが、退院させて下さい。」
1人暮らしを危惧されての、だったけれど即答した。
退院後のリハビリは通院が難しいので、近所の病院でリハビリ通院できるよう手紙(診療情報提供書)を書いてくれた。松葉杖を借りての帰宅になるので借用書の記入や、退院に伴った手続き関係を行う。
家族へ連絡を取って、都合の良い日と時間を教えて下さい、と言われる。退院日って、こちらの都合で決められるんだ!と、発見があった。
そりゃぁ、そうか。

さて、誰に迎えにきてもらおう。
家族は市外なので難しい。先週から、知人にアポを取っているけど全滅。タクシーで自力帰宅か、と腹をくくっていたら、
「その日、仕事休みだから迎えに行ってあげれるよ〜」
と、元上司(13歩目、認知症の本の差入れで登場)から返事があって、お願いする事ができた。

こんな時だから、
結婚しとけば良かった。
いや、結婚していたからといって、怪我人の世話をしてくれるとは限らないもの。
誰かと付き合っておけば良かった。
いや、お付き合いをしてるからといって、、、(略)
けれども、単純にそう思えた。
1人ではどうにもならないこのような時は、人を頼るしかないし、近しい人の方がお願いしやすい。元上司も付き合いが長いんで、お願いしやすかったものの、ね。

一番の不安は膝の痛みよりも、ご飯の支度。

入院中は、友達と職場の仲良しさんの援助のおかげで過ごせた。でもね、家に帰ってきてまでね、頼るのはどうなのか。担当医が言うように、もう少し病院にいさせてもらおうか。
いやいや
シワが増えてるだけではなく、白髪も増えていた。落ち込んでる場合ではないんだ。メンタルも、正直ヤバい。

ま、どうにかなるか
と、またしても自分は、今までの経験によって直感で判断する選択をしていました。
楽観してるわけではないんだけれど。
なるようになれ、という投げやりなわけでもなく。
流れに身を任せるというか。
そんな気持ちで。

入院最後の夜は、
早々と眠剤の力で、入眠となりました。

少数派の自分にとって、結婚しておけば(略)は、
無理な生活、という事はわかっていますよ。
夢見る少女じゃいられない。

Bang!

hope / マカロニえんぴつ

ノンシュガーで気になって聞き始め、
YOUTUBEのライヴウィークだったかな、の特集で、
ライヴ模様を拝見。
気迫なのか、何なのかわからないヤバさと恐怖があって、
音源聞ければいいか、
と敬遠した覚えがあります。

それでも、何か気になってアルバム聞いて、
最近のバンドっぽい、という印象でいたら、
自分の見ているものにマカロニさんの登場率が上がり、
Voのはっとりさんが、民生(UNICORN)ファンである
という所で合致。
自分も好きですよ。
グレープバインも好きなの?
要は、その辺りって事なのかなぁ。

歌い方は、民生より櫻井さん(ミスチル)寄りな気がする。
愛嬌があるような。そんな身近さもある強さ。
アレンジも聴きやすいのに、普通ではない要素を入れ込んでいて、
懐かしさと現代さが同居する。
今までのスタンダードを、ちょっと捻って、
リスナーに届きやすい距離なのかなぁ。

ライヴのヤバさと恐怖感の謎は、
歌っているのを見ないようにしているので、
解けないままです。
しばらくは、音源だけで楽しむ
この関係性でいたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?