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「スースーニャンニャン」20'1026の日記

『【ギンコ・ビローバ】樋口円香』の考察、沢山読んでいただいてありがとうございます。恐縮。

・他の方の記事やプライベッター読んでたら、ゲーテの詩をモチーフにしてる可能性に言及してて凄すぎると思った。「学問」じゃん……。シャニくんの読解にはリアル教養が必要なケースがあるので、僕は結構情報を見落としているんだろうな……。




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・AMBIENT、300連目でも【数・数・娘・娘】は引けなかったので天井して確保する運びとなった。最初にプロデュースしたのが摩美々という切っ掛けでアンティーカを好きになったけど、現在はほぼ等しい熱量でメンバー全員を好きになっている自分に気づく。先輩Pがよく言う「シャニはどうせ箱推しになる」は真だ。

・そういえばまだコミュ見てないな、見てこようかな……。


・見てきました。

・きりこがのくしゃみ可愛い……。何か未だ嘗て無いほど場面転換が多くてオオとなった。シャニのコミュ、Spine(だっけ?)のモーションとか各ボイスの抑揚とか演出面でも力の入れ方が凄い。単純な紙芝居とか朗読劇じゃ過積載になる程の情報量を、謎の特殊技術で一部の隙もなく詰め込んでるイメージがある。ユーザーが受けきれる量ギリギリを狙ってくる感じ。

・「11があるって知らなかったの」で、NEO THEORY FANTASYの「もう十分だよね」→「本当に?」を思い出して心がギュッとなった。

・霧子の価値観は穏やかだけど他者との共有が困難だ。ある種の孤独でもあるそれは「満たされた個人」以上の幸福に昇華できない。そもそも本人が無欲で、そこまで望む気も無かったのだろう。でも、霧子はアンティーカのメンバーと沢山の時間と物を共有していく中で、良い意味で欲を出すようになってきた気がする。まみみねさく三人のエピソードの強烈さが印象に残りやすいけど、霧子もまた(表面化せず、言語化が難しいぶん厄介な)隔意を抱えている。やはりアンティーカは各々の欠けた部分を歯車にして駆動する永久機関……嗚呼……。

・霧子の末っ子感ホントに可愛い~~~~~~あ~~~~~~~~~。



・そういえば「ひぐらしリメイクが凄い」という噂を聞いたので最新話まで視聴した。Primeで配信されてるぶんを見終わって、続きが気になりすぎてdアニメストア無料体験権を使ってしまった。まともにアニメを見るなんていつぶりだろうか。

・ひぐらしは原作も過去アニメも未履修で、10年くらい前にコミカライズ版を読んだ程度の知識しか無い。やたらハマって、解を含む全巻を本棚に揃えていた覚えがある。そんな思い出がフラッシュバックしつつ、新しい体験をさせてもらえたのが今回のリメイクだ。微ネタバレを話すので、気にする方は次のトピックを飛ばして読んで頂きたい。


・凄く行儀が悪い感じになってしまうけど、アニメを見て何より先に抱いた感想は「上手い!!!」だった。上手い。あまりに上手すぎる。コンテンツとして相当古いタイトルだし、ファン層や流行の変遷、原作のネタバレが出尽くしてる2020年に「ひぐらしをバズらせる」試みは出鱈目に難易度が高いと思う。けど、今回のアニメはそれを成し遂げた。既存ファンと新規ファン双方を取り込み、SNSやYoutubeでは毎日のように侃々諤々の考察が交わされている。1話で惨劇シーンと違和によるフックで新規&既存ファンの興味を引き、2話で「実はリメイクではない新章」という情報を開示し、更に(地続きなので当たり前だけど)「舞台装置は全て明かした上での新たな謎」を放り込む。既存ファンを再燃させ、現在進行系で考察される状況は新規ファンの参入ハードルを低くする。凄い、情報社会の戦い方を熟知している。ネットでバズるには「衝撃度」「共有性(一体感・共通言語)」「平易さ」、あと単純に「運」あたりがカギだと思うけど、全て押さえている。(「平易さ」については「古参ですら先が読めない=理解できてなくとも問題ない」「毎話ごとに有志が推理をまとめて共有している」という条件で満たしている。)鮮やかすぎて笑うしかない。現在4話まで放映されている『ひぐらし業』、久しぶりにちゃんと追いかけてみようかな。


・ネタバレここまで。



・なんだか最近は感想をたくさん書いているな。まぁ何かを観たときに語りたいほどの言葉が沸いてくるのはきっと良いことだと思う。

・あっ、MUSIC DAWNのチケット買いました。

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