震災と病理診断室
この記事を発行した1月17日は、阪神淡路大震災から28年。
神戸市に住む者として、この日は特別な思いを抱く。
私は震災の時は横浜にいて、震災を経験していない。まったくのよそ者として、2000年に神戸に来た。
その辺の事は、既に記事にしているので、繰り返さない。以下を参照にされたい。
震災を経験していない神戸市民としてできる事は何か。震災を忘れずに語り継ぐことだと思う。
もちろん、当事者のように語ることができない。経験をしていないことを、あたかも経験したかのように語るのは違うと思う。
しかし、当時死ねではなく、けれども、全く関わりがないわけではない、いわば共事者として語っていく事はできる。
と言うわけで、今日は震災と病理診断というテーマで語ってみたい。
ここから先は
2,153字
/
1画像
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?