見出し画像

『果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)』を摂り続けると…🐽⚡️。あれこれに使われている。

こんにちは、ENOです♪

今や何にでも使われている『果糖ブドウ糖液糖』。
添加物には分類されていないものですが人工的に作られた甘味料の一種になります。

ここ最近果糖ブドウ糖液糖が良くないよという情報は多く出てきていますが、実際摂り続けることで体にどのような影響があるのでしょうか。

ダイエットのために砂糖は避けているけど果糖ブドウ糖液糖は特に気にしていないという方は多いと思います。

体と心の健康のためやダイエットのため、老けないためにも果糖ブドウ糖液糖は控えた方が良いものの一つなので、今回は果糖ブドウ糖液糖についてお話ししていきます☆

■果糖ブドウ糖液糖とは?

とうもろこしやジャガイモなどに含まれているデンプンを酵素で分解し、一度ブドウ糖にしてからさらに酵素で処理して最終的にブドウ糖と果糖(単糖類)にまで加工された糖のこと。

異性化糖とも言われ、ブドウ糖と果糖の割合によって名称も変わってきます。

・果糖含有率50%未満→【ブドウ糖液糖】
・果糖含有率50%以上90%未満→【果糖ブドウ糖液糖】
・果糖含有率90%以上→【高果糖液糖】
(この中でも一番多く使われているのが果糖ブドウ糖液糖)

■なぜ砂糖ではなく果糖ブドウ糖液糖が使われるのか?

果糖ブドウ糖液糖の甘さは砂糖とさほど変わらず同じくらいですが、最近では砂糖ではなく果糖ブドウ糖液糖の方が多く使われています。

なぜ砂糖ではなく果糖ブドウ糖液糖が多く使われているかというと一番の理由は『砂糖よりもかなり安価でコスト削減になるから』。
そのほか砂糖よりもスッキリとした甘さで口当たりが良く(飲み物の場合ごくごく飲めてしまう)、冷たい時でも甘く感じやすいなどの理由があります。

砂糖が体に良くないことは誰もが知っていますが、その砂糖よりも果糖ブドウ糖液糖は避けた方がいいもの。

砂糖を使っているジュースか果糖ブドウ糖液糖を使ってるジュースだったら私は間違いなく砂糖の方を選びます。(砂糖が良いものというわけではない🥺)

■果糖ブドウ糖液糖を控えた方がいい理由

果糖ブドウ糖液糖は人工的に分解して果糖が大量に作られているという点が問題点。この果糖が体にとって様々な悪影響を及ぼします。

【理由①】糖化しやすい

糖化とは体内のタンパク質と余分な糖が結びついてAGEsという老化物質を作ること。体のコゲとも言います。

果糖はブドウ糖に比べて10〜20倍も糖化を進めます⚡️

糖化は見た目の老化はもちろんのこと、動脈硬化や糖尿病、心血管疾患、アルツハイマーなど様々な病気を引き起こします。

↓糖化については別に記事で詳しく説明をしているのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください♪


【理由②】太りやすい(肥満や脂肪肝を引き起こす)


果糖は他の糖と違って肝臓で代謝されます。
肝臓で処理され余ったものが中性脂肪になり全身に運ばれて脂肪細胞に体脂肪として蓄積されます。
=体の脂肪が増えるということ。
大人だけではなく子供の肥満にも関連していると言われています。

果糖は血糖値は上げないけど、満腹感も感じにくかったり、食欲を増すような作用もあるため食べ過ぎに繋がったり、中性脂肪の合成にも関わっているのでとても太りやすいです。
脂肪を燃えにくくしてしまうとも言われているため、さらに太りやすく痩せにくい体を作ってしまいます。

とある実験結果では、白砂糖を与えたマウスより同量の果糖ブドウ糖液糖を与えたマウスの方が著しく体脂肪が増加したと報告されました⚡️

また果糖は肝臓に脂肪が溜まる病気である脂肪肝も強烈に促進します。
脂肪肝はいわゆるフォアグラ(フォアグラ=病気の肝臓)。

脂肪肝はお酒をたくさん飲んでいたり太っている人がなっているイメージですが、最近では非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の方が増えてきていて問題になっています。(お酒を飲まなくても果糖ブドウ糖液糖などの摂りすぎが原因でなる)

実際、脂肪肝の患者を調べると健康な人に比べて果糖の摂取量が2〜3倍だったことが分かっています。

なんと今3人に1人が脂肪肝になっているとも…。(見た目が太っていなくても隠れ脂肪肝の人が多い)

※果糖の摂取量と肥満や脂肪肝の増加には明確な相関関係があります。

じゃあ果糖が多く含まれている果物もよくないの?と思うと思いますが、果物には他にもビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富に含まれているため過剰に食べない限り全く問題ないです♪
むしろ現代人の微量栄養素不足は深刻なので積極的に摂りたいもの🍎🥝🍑🍓

【理由③】生活習慣病を引き起こす

果糖は尿酸の産生を増加させて尿酸値を上昇させるので痛風にもなりやすく、他にも様々な病気を引き起こすと言われています。

【理由④】遺伝子組み換えのものが原材料になっていることが多い

今日本で使用されている果糖ブドウ糖液糖はほとんどがアメリカから輸入された遺伝子組み換えのとうもろこし。
※これは表示義務がないため実際知ることができないのも怖いところ😨

遺伝子組み換えのものはガンや白血病、アレルギー、不妊など健康被害が出る可能性があると指摘されています。

【理由⑤】体のあらゆる機能を低下させる

果糖は肝臓に負担をかけることから肝機能を衰えさします。

肝臓は500以上の仕事をこなすスーパー臓器🫀
(主に代謝や、エネルギーの貯蔵、有害物質の解毒、分解、消化に必要な胆汁の生成など。)

こんな重要な仕事をしている肝臓の機能を落としてしまうことは体のあらゆる機能を落としてしまうのも当たり前ですよね。

特に肝臓はかなりの働き者で、病気で肝臓の85%が壊れても自覚症状がなく働き続けてしまうため(そのため沈黙の臓器とも言われている)、症状が出て気づく頃には大きな問題を抱えることになります😱

気づかないうちにどんどん体がボロボロになることは避けたいですよね!

■どんなものに使われている?

逆に使われていないものを探す方が難しいくらいあれにもこれにも使われています。

例えば…

・ジュースなどの清涼飲料水(栄養ドリンクや乳酸菌飲料、お酢ドリンク、お酒なども)
・調味料(ケチャップ、焼肉のタレ、みりん、醤油、だしつゆなど)
・ドレッシング
・ガムシロップ
・アイスやお菓子、菓子パン
・カレーやシチューなどのルー

など他にもたくさん使われています。

でも様々なものに使われている分完全に摂らないということは結構難しいですよね。
完全に避けることは出来なくても摂る頻度には気をつけたり、果糖ブドウ糖液糖が使われていない出来るだけナチュラルなものを選ぶようにすることでも全然変わってくるので、まずはできる範囲内で意識してみてください☆

何かを購入する際に裏の原材料を見る癖をつけるというのも大切です。
細胞レベルで整えるためには日頃どんなものを口に入れているのかなんとなくでも把握しておくことが必要になってくるので、ご自身の健康と美のためにも是非意識してみてください♪

最後まで読んでいただきありがとうございました✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?